ノウタスは、農家の日常に欠かせない気象情報を提供する「ノウタスお天気アプリ(仮)」を、2024年1月にリリースする。それに先立ち、10月10日(火)より、ベータ版としてLINEでの週間天気予報の配信サービスを試験運用している。また、10月11日(水)~13(金)に幕張メッセで開催された「農業WEEK」にも出展した。
「ノウタスお天気アプリ(仮)」について
「ノウタスお天気アプリ(仮)」は、農家が日々の農作業に必要となる農園付近の天気情報を、シンプルでわかりやすい画面や操作方法で届けるサービス。気象観測システムと接続して、精緻な気象データを取得のうえ、農業に必要な天気情報を使いやすくわかりやすく提供する。
サービスは、気象予報士の坂口愛美さんが監修。週間天気コラムなども担当する予定だ。
坂口愛美さんは、「私自身も愛媛県内子町に稲作の棚田を所有する“棚田オーナー”として農業に関わる中で、農業と天気は切り離せないものだと実感しています。そんななか、自分の専門性をもっと農業に活かせないかと考えていました。今回のノウタスの気象情報サービスの構想をお聞きした時に“これだ!”と思い、ご協力させていただくことになりました。農家の皆さまのお役に立つこととと同時に、私と同じように、他の仕事をしながらも農業に興味を持つ方が増えることにも繋げたいと考えています。」とコメントしている。
β版(LINE)試験運用中
現在、「ノウタスお天気アプリ(仮)」のリリースに向けたベータ版として、東日本と西日本の週間天気予報や農業情報のコラムを、坂口愛美気象予報士が毎週日曜にLINEで配信中。LINEアカウントは、アプリリリース後も、イベントやキャンペーンなどの告知、ユーザーとのコミュニケーションなどに活用していくという。
農家が毎日簡単に使える天気予報サービスの提供を
ノウタスは、家族農家の息子や娘、現役農家が集まり設立された会社。一人ひとりの生活と農業が少しずつ近づくようなサービスを企画開発しており、農家だけではなく、企業や自治体などにもその仕組みを提供している。農業にみんなが楽しく参加する社会を少しでも早く実現することを目指している。
ノウタス代表取締役CEOの髙橋明久さんは、「世界中の農家が毎朝必ずチェックするもの、それは天気です。しかし、既存の天気予報サービスは必ずしも農家にとって最適なものではありません。また、農家の平均年齢は70歳を超えており、複雑な操作が必要となるサービスの利用はとても難しいです。私たちはどんな農家でも毎日簡単に使える天気予報サービスの提供を通じて、農家の日常を支える存在に成長していきたいです」とコメントしている。
「ノウタスお天気アプリ(仮)」ベータ版の利用は無料となっており、LINEで友だち登録することで誰でも利用できるので、この機会に試してみては。
ノウタスお天気アプリ(仮) β版(LINE):https://lin.ee/c97vQHi
ノウタス公式サイト:https://www.notas.co.jp/
(さえきそうすけ)