「フードリボンプロジェクト」の運営団体であるロングスプーン協会は、10月23日(月)に、オンライン勉強会「第6回 フードリボンプロジェクト スペシャル勉強会」を開催する。同イベントでは、子どもたちの日々の食事を支える飲食店によるパネルトークを実施する。
「フードリボンプロジェクト」について
「フードリボンプロジェクト」は、リボンがつなぐ「いただきます」をコンセプトに、ペイフォワードの仕組みで子どもたちの日々の食事を支えるスキーム「フードリボン」の導入・実施を、全国の飲食店に推進する取り組みだ。
「フードリボンプロジェクト」に参加登録した飲食店では、1つ300円(※)でオリジナルのリボンが販売される。お店の利用者によってリボンが購入されると、そのリボンは店内のボードに掲示されていき、子どもたちはそれらのリボンを使用することで、一食分の食事と交換ができる仕組みになっている。
生まれた場所や育った境遇に関わらず「ご飯を食べて、大人に見守られて、元気に外を駆け回る」、そんな光景がすべての子どもたちにとって当たり前である社会、そしてすべての子どもたちが夢に向かって可能性にチャレンジできる社会の実現のために、ロングスプーン協会は、「フードリボン」を導入する飲食店が全国の小学校区およそ19,000ヶ所に最低一ヶ所ずつ展開されることを目標に活動している。
フードリボン活動の関係者によるパネルトーク
子ども食事支援活動「フードリボンプロジェクト」では、月に一度、外食産業の著名人を講師に招いてオンライン勉強会を実施している。
今年最後の開催となる今回のオンライン勉強会では、フードリボン活動を実施する飲食店をはじめとした関係者によるパネルトークを実施。このパネルトークでは、それぞれ違った立場ながら、同じ取り組みを通じて目指そうとしている未来の姿や、活動に対する原点の思い、飲食店で実際に起きているエピソード事例などを共有する。
パネルトーク登壇者は、フードリボン店オーナーの大阪「肉居酒屋心陣」新井淳一氏・広島「衝青天」長野淳一氏・兵庫のコンビニオーナー森下忠明氏、サポーター会員の神奈川DEIロータリークラブ会長 神谷一博氏、フードリボンプロジェクト事務局 伊藤智世氏。
特別講演「地域に根付く飲食業の新時代」
また、イベント後半では、夢苗代表取締役の高橋英樹氏が特別講師として登壇。「地域に根付く飲食業の新時代」をテーマにした基調講演を行う。
「持続可能な社会の実現」が叫ばれる今日の社会で、フードロスや、相対的貧困による市民の食糧不足など、「食」に関わる社会課題には日に日に注目が集まっている。食に関する社会課題として、子どもの貧困に対する注目度も高まり、昨今では、子ども食堂の取り組みが全国各地で急速に広がってきた。この講演では、これからの飲食業界が社会においてどんな存在になっていくのかを学んでいく。
「第6回 フードリボンプロジェクト スペシャル勉強会」の参加申込は、専用フォームにて受け付けている。参加費は無料。イベント詳細は、下記URLで確認を。
イベントページ:https://longspoon.net/event/1494/
申込フォーム:https://ws.formzu.net/fgen/S32573478/
※フードリボンの金額は社会情勢によって変動する場合がある。
(yukari)