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【東京都品川区】日本の美術工芸の魅力に触れる特別展「ひかりの底」、期間限定開催

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日本の美術工芸の国際的価値を高め、世界を惹き付ける文化資源コンテンツとして成長させることで市場拡大を目指す「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」は、11月1日(水)~21日(火)の期間、寺田倉庫が展開するアート複合施設「TERRADA ART COMPLEXⅡ BONDED GALLERY」にて、展覧会「日本の美術工芸を世界へ、特別展『ひかりの底』」を開催する。

注目を集める日本の美術工芸品

世界市場において、アート作品と同様に高く評価される日本の美術工芸品は、欧米を中心にコレクションを築く収集家が増えたことでよりいっそう注目を集めている。「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」は、アフターコロナで各国からの訪日が活性化し、さらなる成長が見込まれる日本の文化資源を体験する様々な文化観光プロジェクトを推進してきた。

一連の取り組みは国内外で高く評価され、2022年度「大本山天龍寺塔頭宝厳院(京都)における美術工芸展」、そして2023年度「日本の美術工芸を世界へ、特別展『ひかりの底』」は、それぞれ「観光庁・地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業(2022年度)」、「観光再始動事業(2023年度)」に選ばれている。

展示コンセプトは「ひかりの底」

「日本の美術工芸を世界へ、特別展『ひかりの底』」では、ステレオタイプな「陰翳礼讃」に留まらず、影と表裏一体で存在し、むしろ光源そのものをさえ「かげ(影)」と呼ぶ、日本で育まれた「光」に対する感覚に注目。

「ひかりの底」をコンセプトに、平板な明るいだけの光ではなく、和紙を透かすくぐもった不透明な光、闇を孕んだ光、無限の色を含んだ光、無彩色の光など、光の表現の豊かなバリエーションと、それを実現する多彩な素材や技法が紹介される。

キュレーターに、甘橘山美術館準備室長を務める橋本麻里氏を迎え、6人の作家による作品と、京都府所蔵の貴重な作品が展示される。

今後は国内空港での展示を予定

「日本の美術工芸を世界へ、特別展『ひかりの底』」は、2024年1月を目途に、インバウンド訪日客との玄関口である国内空港においても展示予定だそう。より多くのインバウンド訪日客に美術工芸の素晴らしさを体験してもらうと共に、作家や制作風景の動画をSNSで発信することで、その奥深い魅力を伝え、世界市場における認知向上と新たな価値創出に貢献することを目指している。

なお、「日本の美術工芸を世界へ、特別展『ひかりの底』」の入場料は無料だ。

日本の美術に触れるきっかけに、「日本の美術工芸を世界へ、特別展『ひかりの底』」へ足を運んでみては。

■「日本の美術工芸を世界へ、特別展『ひかりの底』」開催概要
会場:TERRADA ART COMPLEXⅡ BONDED GALLERY
住所:東京都品川区東品川1丁目32-8 4F
開催期間:11月1日(水)~21日(火)
開催時間:11:00~19:00(最終日/17:00まで)
公式サイト:https://artkogei.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/japan_bijyutsu_kogei/

(丸本チャ子)

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