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【新潟県糸魚川市】長者ヶ原遺跡公園で「縄文アウトドア」イベント開催。竪穴住居宿泊などで縄文文化体験

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糸魚川商工会議所 糸魚川産業創造プラットフォーム 美山プロジェクトは、11月3日(金)・4日(土)の2日間を「美山デイアウト」と名づけ、糸魚川・美山公園を拠点に子どもから大人まで楽しめるキャンプやイベント、外遊びを企画した。

その企画のひとつとして、新潟県糸魚川市美山公園内長者ヶ原遺跡公園にて、「縄文アウトドア」イベントを開催する。

長者ヶ原遺跡について


長者ヶ原遺跡は、東京ドーム約3個分、13.6haもの面積を有し、国史跡に指定されている遺跡。中央に広がる縄文時代中期(5,000~3,500年前)の大きな集落跡は、石斧やヒスイの玉の生産・交易拠点としても知られている。

遺跡公園には竪穴住居(たてあなじゅうきょ)などの建物が復元され、様々な体験学習も行うことが可能。また、考古館では縄文土器や石器、ヒスイの玉などが展示され、歴史学習に適した環境を提供している。

「縄文アウトドア」イベントの開催目的

「縄文アウトドア」イベントは、糸魚川にくらす人々が縄文文化に親しみ、憩い、遊ぶ場をつくることを目的として、2020年から開催されている。

自然のフィールドに住まう人々にとって、「アウトドア」スキルを磨くことは、暮らしをより豊かにしていく術でもあるだろう。同イベントは、地域の文化歴史を学び、現代のライフスタイルへとアップデートしていくことも目的としている。

またその中で地域事業者が新たなビジネスチャンスを見出し、新商品やサービスを提供していく場にもなっているようだ。

縄文文化を体験できるプラン


「縄文アウトドアイベント」では、長者ヶ原遺跡内の竪穴住居(復元)に宿泊できる体験プラン「縄文キャンプ」を用意。竪穴住居は、1~2人用、3~4人用、4~5人用があり、地元のジビエや海山の珍味も堪能できる。


また、長者ヶ原遺跡周辺を散策し、限られた条件で生活する術を現在の道具と古の道具両方で体験できるプラン「縄文トレッキング」も用意。たき火の材料や湧き水を採取し、水を浄水して自ら熾す火によって、暖かい飲みものをつくる。

現代の技術をたき火稼業の寒川一氏が、古の技術を糸魚川市考古館学芸員の小池悠介氏が伝える、防災知識も学べるスタディトレッキングだ。

子ども向けアクティビティも


このほか、「美山デイアウト」では、ジオパーク・カレッジメンバーによる、子ども向けの自然アクティビティプラン「森のアドベンチャー」なども企画。


「森のアドベンチャー」では、クラブハウス美山周辺の森にて、自然を体感し、日ごろでは味わえない自由でアクロバティックな遊びを体験できる。

各プランは、美山プロジェクト オンラインにて予約可能。予約に空きがある場合のみ、当日現地販売も行う。

この機会に、親子で縄文文化に触れてみては。

■美山公園
住所:新潟県糸魚川市大字大野

チケット申し込み:https://miyamadayout2023.peatix.com/view
美山創造計画:https://miyamapark.theshop.jp/

(Higuchi)

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