神奈川県川崎市は、2050年の脱炭素社会の実現に向けた取組「脱炭素アクションみぞのくち」の一環として、11月18日(土)に「まるっとサステナ フェスティバル」、11月18日(土)～25日(土)に「まるっとサステナ グルメウィーク」を開催する。

まるっとサステナ フェスティバル

高津区溝口周辺で開催される「まるっとサステナ フェスティバル」には、脱炭素アクションみぞのくち推進会議会員をはじめとする地元企業・飲食店・農家・市民・アーティスト総勢約70団体100名以上が参加。昨年までの「脱炭素アクションみぞのくち広場」から規模を拡大し、食・資源循環・住まいなど様々な脱炭素・サステナブルの取組を体験できるイベントとなっている。普段の生活では意識しづらい環境問題に対して、地元企業・団体や地域が中心となって体験型イベントを共創することで、自発的な行動変容を促すきっかけを提供する。

脱炭素アクションみぞのくち参画企業・団体の活動を紹介するブースでは、環境アプリ体験、発電体験などのワークショップを楽しみながら、企業の取組を学べる。

忘れ物ビニール傘でオリジナル傘を作成する企画では、忘れ物の傘をペイントして世界で一つの傘を作成する体験を通し、リサイクル・リユースを学習できる。川崎市ゆかりの名アーティスト14名も参加する。ペイントには、国内チョーク市場シェア70％の地元メーカー・日本理化学工業が開発した筆記具で、窓ガラスやプラスチックのような素材にも描いて消すことができる本格画材「キットパス」を使用する。

アンプ・音響なしで行う電気のない音楽会には、木琴、バンジョー、コントラバス、ドラムスの異色のカルテットからなる注目アーティスト「きつねのトンプソン」が出演。

また、Z世代を中心に川崎市在住の様々な世代・分野で活躍する16名が参加する「まるっとサステナ CAMP」の脱炭素に向けた取組を紹介する特別発表会も開催される。

マルシェでは、地元野菜を直送販売するほか、「まるっとサステナ グルメウィーク」参加飲食店による脱炭素メニューやドリンクを城南信用金庫溝ノ口支店の協力のもと提供する。

さらに、料理家の上島亜紀さん・みどりなくらしによる、川崎市で採れる地元野菜、冷蔵庫の残り物野菜を使用した料理教室や、

築95年の戸建てシェアオフィスでの断熱ワークショップなどを、事前予約制で開催。

そのほか、先着300名にオリジナルグッズや地元野菜をプレゼントするスタンプラリーも開催する。

まるっとサステナ グルメウィーク

「まるっとサステナ グルメウィーク」は、50以上の店舗や農家が参加する、地産地消・脱炭素グルメを楽しめるフードフェスティバル。溝の口エリアの参加店舗各所にて開催される。

生産者・飲食店・参加者の全員が美味しく食を楽しみながら脱炭素・サステナブルに貢献でき、この期間だけのグルメも楽しめる。

「まるっとサステナ フェスティバル」「まるっとサステナ グルメウィーク」の詳細は、下記WEBサイトで確認を。楽しく、美味しく、脱炭素を学び、貢献してみては。

まるっとサステナ フェスティバル：https://carbon0-mizonokuchi.jp/sustaina-festival/
まるっとサステナ グルメウィーク：https://carbon0-mizonokuchi.jp/sustaina-gourmet-week/

(山本えり)