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ハンデを負った子どもたちにオリジナル教材と学習支援を!3keysがクラファン開始

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10月25日(水)~12月15日(金)の期間、3keys(スリーキーズ)は、児童養護施設等の子どもたちに向けたオリジナル教材の開発やブラッシュアップと、子どもたちを見守る施設職員に向けた学習サポートのノウハウの普及に向け、READYFORにてクラウドファンディングを実施している。

様々な困難を抱える子どもたちの学習をサポート


3keysは、すべての子どもの権利が保障される社会を目指して活動している認定NPO法人。

支援している施設には、様々な困難を抱える子どもたちが暮らしており、虐待や育児放棄などで絵本を読んでもらったことがない、動物園やスーパーに親と一緒に行ったことがないといった環境下で育ち、小学校高学年や中高生であっても、幼児レベルのことばや数の知識がない子どもも少なくないという。

こうした状況に即し、3keysではこれまでに培ったノウハウをもとに子どもたちの学習をサポートしている。

3keysの学習支援の特徴


学習が遅れている子どもたちは、学力を上げるための勉強を行う前に、まず学習習慣をつけることが重要。3keysの学習支援では、最低3~6ヶ月は習慣化に特化し、結果的に子どもの学力向上へとつながる成果を得ているという。

また、3keysオリジナルの教材で、細かな単位(スモール・ステップ)の学習を行ってもらう。多くのスモール・ステップを用意することで、子どもたちのつまづきを防ぐ。

このような支援を行うためには、市販教材や学校の教科書では十分ではない。そのため3keysでは、子どもたちの学習状況に合うオリジナル教材を作成し、施設職員からフィードバックをもらいながら、教材のブラッシュアップと追加・補強を継続して実施している。

学習支援のノウハウや教材の普及を目指す

こうした学習支援のノウハウやオリジナル教材へのニーズは、現在支援している施設だけにとどまらない。

2021、22年度に児童養護施設等へ向けオンラインで開催した研修会には、延べ100以上の機関(主に児童養護施設・母子生活支援施設等。一部児童相談所や学習支援事業担当を行う行政職員)が参加。日々、子どもたちと向き合っている施設職員の人たちは非常に忙しく、勉強のサポートになかなか時間が割けない、そもそもサポートの仕方が分からない、といった悩みを多くの施設等が抱えていることが分かった。

そこで、大人のサポートがなくても自分で取り組める学習教材や、3keysのノウハウを必要としている子どもたちや職員は多いのではないかと感じ、普及のため、Web上での頒布によってより多くの子どもたち、職員に使ってもらうためのプロジェクトを進めたいと考えているという。

クラウドファンディングで実現したい取り組み

3keysは、今回のクラウドファンディングで、「国語の語彙」「英文法基礎」の対象学年拡大や、「英語の語彙音読教材」の職員向けハンドブック作成など、オリジナル教材のブラッシュアップと追加・補強の実現を目指している。様々な子どもたちが自分たちで学習に取り組めるようにすることはもちろん、施設職員の負担軽減も行う。


また、オンラインによるオリジナル教材やノウハウの普及拡大にも取り組む。

子どもたち一人ひとりに寄り添った支援を届けるためには、教材を作って終わりではなく、継続的な教材のブラッシュアップや多くの人に知ってもらうための普及が欠かせない。多くの子どもたちの学習をサポートする3keysのプロジェクトを支援してみては。

READYFOR:https://readyfor.jp/
プロジェクト名:虐待等でハンデを負う子どもたちにオリジナル教材と学習支援を2023

(角谷良平)

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