TakasunaBASEは、11月1日(水)より、茅ヶ崎の課題を解決していくための資金調達を支援する地域型クラウドファンディング「Blue Funding(ブルー・ファンディング)」のサービスの提供を開始した。
「Blue Funding」について
「Blue Funding」は、茅ヶ崎に特化したクラウドファンディングだ。単なる資金調達の場ではなく、地域の人々がまちづくりに参加できるプラットフォームを目指している。
プロジェクトオーナーは地域の人々に対し、より良いまちづくりのための選択肢を提示し、地域の人々はそれを支援することで、みんながまちづくりに参加できる。
プロジェクト終了後も、「Blue Funding」がプロジェクトオーナーと支援者をつなぐコミュニティづくりに積極的に関わることで、持続的なまちづくりを実現する。
地域型クラウドファンディングが必要な理由
コーヒーショップやサロンなどの地域のスモールビジネスにとって、資金調達は大きな課題だが、既存のクラウドファンディングサービスではプラットフォームとしての受け皿が大きすぎて、資金調達がうまくいかないケースが多くあるという。
そこで、TakasunaBASEでは、地域レベルに特化したクラウドファンディングによって、特定の地域を商圏として事業を展開するスモールビジネスの融資に代わる資金調達手段を提供することにした。
同じく、地域の課題や社会貢献活動にとっても、既存のクラウドファンディングサービスでは、資金調達が難しい場合があるという。
「Blue Funding」では、経済合理性などによってビジネスで解決されない地域の課題を、同じ地域に住む人たちと一緒に解決する役割も担う。
また、一定の条件を満たすことで成人に満たない子どもでもチャレンジができ、子どもたちが「自分たちで街をより良いものに変えた」という経験をすることで、地域への愛着をより深めることができると考えている。
「MAKE CHIGASAKI」の一環として実施
「Blue Funding」は、TakasunaBASEがプロデュースする「MAKE CHIGASAKI」事業の一環として実施される。「MAKE CHIGASAKI」は、「活動資金の調達」「茅ヶ崎の地元の店鋪との連携」「アートを活用した地域創生」という3方向の視点から地域創生を実現していくプロジェクトだ。相互を連携させることで、魅力ある茅ヶ崎の未来を描いていくという。
「電灯を設置したい」等の地域課題を解決できる茅ヶ崎市のためのクラファンを展開し、魅力的な街を作るための活動を展開したい人は労働力を提供し、多忙な人は少額からの資金を提供することで、全員で街に関わり、街を育てていく意識を育んでいける。
また、茅ヶ崎の魅力を形造る個店の連絡網を作るとともに、Instagram・LINE公式アカウント・HP等を通して情報の拡散やコミュニティを創造していく。
さらに、アーティストと連携した施策やイベントを実施し、魅力ある地域をアーティストと共に作っていくサポートを展開。地域に住む人々に、アーティストの作品を紹介する場やアートに触れる場を提案する。
TakasunaBASEがプロデュースする「MAKE CHIGASAKI」事業の一環、「Blue Funding」の取り組みに注目してみては。
「Blue Funding」URL:https://chigasaki.blue-funding.com/
(yukari)