愛知県小牧市で航空精密部品の金型を製造・販売するダイキ精工は、11月1日(水)19時~12月30日(土)の期間、金型製造の技術を活用して作られたオリジナル熊鈴「DaiFeel(ダイフィール)」をMakuakeにて予約販売中だ。
金型製造の技術を活用して作られたオリジナル熊鈴
クマによる被害は、ここ5年間で最悪のペースと言われ、痛ましい事件が連日報道されている。
専門家によれば「熊鈴」は有効とされ、ダイキ精工代表の齋藤宏和氏は「私たちの技術で協力できることはないか」と考えて試作品に取り掛かり、1か月後に「DaiFeel」が完成した。
ダイキ精工は、航空部品に求められる精密性を追求した金型を数多く手がけており、2023年で創業50周年を迎える。オリジナル熊鈴「DaiFeel」は、金型製造で培った加工技術を活かし、素材には硬質アルミニウムを利用。サイズは4センチの手のひらサイズに仕上げられている。
ダイキ精工代表の齋藤宏和氏は、『心地よいとされる鈴虫の音色は4000Hz。音が高く、明るい印象です。熊鈴に“心地よさ”を追求したいと考えました。「DaiFeel」は、鈴虫の音域に近づけたいと考え、一つ一つ丁寧に削り出し、3700Hzから3800Hzになるように設計をしたのです』とコメントを寄せた。
また、アルミには、真鍮や鉄よりも軽く、重量は真鍮や鉄の1/3程度。さらに錆びにくい性質がある。
同氏は『軽くて錆びにくい。また音量にもこだわり、遠くまで音が届くように工夫しました。さらに消音機能も付いているので、クマ被害が多い地域で、登下校のお子様や農作業中など、日常的に利用することもできるのでは』と期待している。
高い音色にもこだわる理由
ダイキ精工がこの高い音色にもこだわる理由は、「風鈴」としても利用できるようにするためだそう。例えば、キャンプでテントにぶら下げても使えるように専用のカラビナを用意しており、専用の短冊もセットで提供する。
クラウドファンディング販売分の「DaiFeel」は、来年の2月までに配送を終えた後、一般販売を開始する予定だ。販売価格は税込11,000円。
また、現在クマ被害に遭っている地域には、11月中にも寄付をしていく予定であり、その進捗についても随時報告するそうだ。
Makuakeで手頃に
Makuakeの予約販売では、販売価格税込11,000円の「DaiFeel」が早割などで手頃に購入できる。割引価格やその他詳細は、Makuakeのプロジェクトページで確認を。
この機会に、金型製造の技術を活用して作られたオリジナル熊鈴「DaiFeel」をMakuakeでチェックしてみては。
Makuake:https://www.makuake.com/
プロジェクト名:風鈴にも、熊鈴にも。澄んだ綺麗な音色をどこへでも|軽量&頑丈アルミ製2WAY熊鈴
(角谷良平)