魚雷映蔵は、京都市交通局の経営状況の悪化を受け、市営地下鉄のPRコンテンツ「地下鉄に乗るっ」の10周年をファンと盛り上げる、クラウドファンディングをMakuakeで発足。開始から2時間弱で目標を達成した。
なお、クラウドファンディングは、11月8日(水)18:00まで実施されている。
京都市交通局「地下鉄に乗るっ」
京都市交通局「地下鉄に乗るっ」は、「地下鉄に乗るっ」を合言葉に、地下鉄・市バス応援キャラクター「太秦萌」、「松賀咲」、「小野ミサ」の仲良しの幼なじみ3人と、萌の姉「太秦麗」、ミサの兄「小野陵」、「十条タケル」らが、京都市営地下鉄をPRするコンテンツだ。
平成22年に設置された京都市の「若手職員増客チーム」が考案したPRキャラクターの「太秦萌」、「松賀咲」、「小野ミサ」の3人で活動をスタート。平成25年に地下鉄利用促進ポスターに萌たちを採用するにあたり、総合デザインオフィス「GK京都」とイラストレーター・賀茂川氏の手によって、キャラクターデザインがリファインされた。
以降、地下鉄利用促進プロジェクト「地下鉄に乗るっ」として、さまざまな広報媒体で展開されている。
クラウドファンディング概要
そんな「地下鉄に乗るっ」は、今年で10周年を迎えたが、京都の市営地下鉄・市バスは、コロナ禍で乗客数が激減。さらに、原油高の影響を受け、京都市交通局は厳しい経営状況にある。このため、京都市交通局は、毎年恒例であった駅構内に掲出する「地下鉄に乗るっ」ポスター制作を中断している状況だ。
そうした状況を受け、今回のクラウドファンディングは、アニメ制作会社が主体となって、ファンたちと10周年記念のポスターを作り、地下鉄の駅構内に掲出してもらうことを目的にしたプロジェクトとなっている。
クラウドファンディングの目標金額は100万円。プロジェクトの開始初日で200万円を超える資金が集まり、初動から多くの支持を得ているが、今後さらなる盛り上がりが期待される。
魚雷映蔵
魚雷映蔵は、CMやミュージックビデオなどショート映像制作に特化したアニメ会社。2012年に京都で創業し、現在は拠点を東京に移し、墨田区と秋葉原にオフィスを構えている。
2014年「地下鉄に乗るっ」のアニメCMの制作を皮切りに、2016年には短編アニメーションを制作するクラウドファンディングの企画・運営を実施するなど、「地下鉄に乗るっ」のコンテンツの運営にも積極的に関わっている。
クラウドファンディングを通して、「地下鉄に乗るっ」を盛り上げよう。
Makuake:https://www.makuake.com/
プロジェクト名:“まぢピンチ”の京都市交通局… 地下鉄に乗るっの10周年をみんなで盛り上げるっ
京都市交通局「地下鉄に乗るっ」詳細:https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000289690.html
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(ソルトピーチ)