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【群馬県高崎市】ダルマや観音様に触れて、群馬の森でホッと一息

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群馬県高崎市

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、群馬県高崎市を写真とともに紹介する。

Vol.97/群馬県高崎市

群馬県において、前橋市と並ぶ中心地である高崎市。今回は少林山達磨寺と高崎白衣大観音、そして群馬の森を訪れた。

高崎市の豊岡地区は、縁起だるま発祥の地である。だるまのモチーフは、1600年ほど前に中国禅宗を開いたとされる、達磨大師だ。江戸時代に天変地異や飢餓で人々が生活に苦しむ中で、縁起物としてつくられるようになった。だから、今では形も色も知らない人がないダルマさんだけれど、はじまりは江戸時代なのである。

達磨寺にはもちろん多くのダルマがいて、撮影禁止の達磨堂では古今東西、さまざまなダルマが展示されていた。

少林山達磨寺へ

ダルマがいっぱい

今度は高崎白衣大観音へ。途中の参道にて

直接見ると大きいなあ

群馬の森。広々とした空間だ

高崎白衣大観音は一度訪れたことがあったので、観音様が大きいことはわかっていたつもりだったけれど、いざ見上げると、高さ41.8メートルのあまりの大きさに圧倒されるのだった。祈りの力が生み出すエネルギーが、堂々と鎮座している。

群馬の森には県立歴史博物館や、県立近代美術館もある。広々とした緑豊かなスペースも多く、子どもたちが駆けているかと思えば、大人がそっとベンチで読書していた。展示を観に行く人もいるだろう。ひらかれた森の中で、各々が思うままの時間を過ごしている。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247/

    

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