まちづくり川越は、埼玉県川越市の川越市産業観光館 小江戸蔵里(こえどくらり)内にある昭和蔵にて、埼玉県全31蔵の日本酒を味わえる「試飲機制覇チャレンジ」を開催。1月13日(月)~3月31日(月)の期間限定で、チャレンジを達成すれば限定商品も手に入る。
埼玉の旧酒造を改修した文化施設
川越市産業観光館の小江戸蔵里は、1875(明治8)年に創業した旧鏡山酒造を当時の面影を残して改修した施設。施設内には独立した各蔵があり、中でも明治蔵、大正蔵、昭和蔵の三蔵は国の登録有形文化財に指定されている。
このうち昭和蔵には埼玉県内全31蔵の酒蔵から厳選された日本酒が集まり、有料の試飲機で飲み比べを楽しめる。また、醤油や味噌などの発酵食品が並ぶ「発酵ばるコーナー」もあり、埼玉の食文化の奥深さを体感できる空間だ。
気軽に参加できる日本酒の試飲イベント
今回、ユネスコ無形文化遺産に登録された日本の「伝統的酒造り」を祝う特別企画として、昭和蔵で「試飲機制覇チャレンジ」が開催される。
イベントでは、試飲機を使って地元埼玉にある全31蔵の地酒を存分に味わうことが可能。気軽に参加できるので、初心者から日本酒愛好家まで幅広く楽しめるところが魅力だ。
「試飲機制覇チャレンジ」は、2つのコースから選んで挑戦するスタイルとなっている。
ひとつは、試飲機の日本酒50種類全てを制覇する「全酒制覇コース」。メダル60枚で全種類を試飲できるという。チャレンジ達成者には、特製枡と記念グラス、さらに昭和蔵内にあるお好みの日本酒(300ml)をプレゼントする。
もうひとつは、大吟醸専用試飲機の10種類全てを制覇する「大吟醸制覇コース」。昨年新たに導入された大吟醸専用試飲機は、高価な大吟醸酒を少量から試せるとあって、日本酒ファンには夢のような1台といえる。こちらを達成するための試飲はメダル20枚で、プレゼントは昭和蔵内にあるお好みの日本酒(300ml)だ。
イベントの参加方法は簡単で、まずレジで制覇帳と鉛筆、メダル4枚のスターターキットを購入する。あとは試飲機でお気に入りの日本酒を楽しむだけ。試飲1杯につき、メダル1~2枚を使うとのこと。試飲した日本酒はオリジナルの制覇帳に記録し、達成を目指そう。
日本酒ファンはもちろん、これから色々な日本酒を飲んでみたいという初心者も、埼玉県の地酒を全部味わえる贅沢なイベントに参加してみては。
■川越市産業観光館 小江戸蔵里 昭和蔵
住所:埼玉県川越市新富町1-10-1
営業時間:11:00~19:00
URL:https://www.machikawa.co.jp
(紫原もこ)