つぎと九州は、2024年1月13日(土)・14日(日)の各日に、福岡県大川市にて『木工のまち福岡大川で、本ツアー限定・匠による大川組子体験と文化財の中で食の魅力を体感するツアー』を実施する。
地区に残る歴史的な資源を再生・利活用
つぎと九州は、大川市、つぎとと共に、2023年5月に「歴史的資源を活用した観光まちづくりの推進に関する連携協定」を締結しており、新たな地方創生事業としてスタートした「大川Rebuilding事業」の一環として、藩境のまちとして栄えた小保(こぼ)・榎津(えのきづ)地区に残る歴史的な資源の再生・利活用によるまちづくりに取り組んでいる。
今回開催するツアーでは、筑後川昇開橋や小保・榎津の町並みをガイドと巡るほか、小保・榎津地区に残る国指定重要文化財「旧吉原家住宅」の蔵を活用したディナーや、組子職人が教える大川組子のランプシェード製作体験など、高付加価値な体験をツアーとして新たに造成し、今後さらなる増加が期待されるインバウンド旅行客の誘客を目指している。
「木工」と「食」の魅力を体感
ツアーでは、有明海・筑後川に恩恵を受けて発展した大川の木工と食文化をガイド付で体感できる。
ツアーの見どころのひとつは「小保・榎津のまちなみガイドツアー」。中世・室町起源の町並みが残る小保・榎津をガイドと共に巡る。港町としての歴史を持ち、船大工から始まった大川木工発祥のまちならではの素晴らしい木造建築や寺社の彫刻、300年続く酢蔵の見学など、注目ポイントの多いエリアを散策し、大川の歴史や文化を学べる。
また、同ツアーのために商品開発を行った組子ランプシェードの制作を、JR九州「ななつ星 in 九州」でも組子を手掛けた組子職人の指導のもと体験できる。体験では、組子ランプシェードの中心部分の組子を制作。制作したランプシェードは、専用の桐箱に入れて持ち帰り可能だ。
夕食は国指定重要文化財「旧吉原家住宅」の蔵にて、1月13日(土)は明治9年創業の大川の料亭「三川屋」による組子御膳の夕食を、1月14日(日)は東京・麻布十番「エルブランシュ」オーナーシェフ小川智寛氏によるペアリングディナーの夕食を味わえる。このツアーのために特別に設営しライトアップされた蔵の中で、大川でとれる天然ウナギや有明海の魚、大川の農産物など、地域の食を満喫しよう。
地域の文化や魅力に触れ、おいしい食事に舌鼓をうつ素敵な時間を過ごせそうだ。
■木工のまち福岡大川で、本ツアー限定・匠による大川組子体験と文化財の中で食の魅力を体感するツアー
開催日:2024年1月13日(土)/1月14日(日)
参加費:1月13日(土)1名¥47,000(税込)/1月14日(日)1名¥55,000(税込)
定員:1月13日(土)最大20名/1月14日(日)最大10名
予約・詳細:https://ps-q.jp/activity/2899/
(鈴木 京)