北海道岩内町は、「あなただけの1杯をつくります!」をテーマに、オリジナルビール醸造をふるさと納税の返礼品として追加。「楽天ふるさと納税」「ふるなび」「ふるさとチョイス」にて寄付を募っている。
寄付者は、醸造所『IWANAI BREWERY&HOTEL』にて、「世界にひとつだけ」のオリジナルビールを1タンク分(330mlのビール瓶で約900本)つくることが可能。製造までの間に、1泊2食付き宿泊が計2回ついている。
1泊2日宿泊が2回!寄付から製造までの流れ
寄付者には、入金完了確認後、いわない高原ホテル担当者から連絡が届く。事前打ち合わせを行い、イメージや完成時期など確認する。
その後、1泊2日の宿泊がついた現地打ち合わせへ。レシピや前面のラベル、オリジナルビールの名前といった諸条件の確認やビールの試飲、ブルワリーでの食事をする。
後日メール等でやりとりしながら進め、レシピが決まったら仕込み日が設定され、知らせが届く。仕込み日はある程度調整可能だ。
仕込みもまた1泊2日の宿泊つきで、最終打ち合わせを前日に行い、翌日に仕込む。このときの食事は高原ホテルで提供される。
完成した約900本分のオリジナルビールは瓶詰めされ、配送先へ送付される。
なお、宿泊スケジュールは打ち合わせ時に調整。ただし、宿泊は必ず必要ではなく、打ち合わせでイメージや完成時期を伝えてお任せで製造してもらうこともできる。
醸造所『IWANAI BREWERY&HOTEL』が造るビールの魅力
岩内町は全国に約15箇所しかない海洋深層水所水施設を有している。この海洋深層水を使ったビールは世界的に見ても稀なのだそう。海洋深層水を仕込み時に注ぐと酵母の働きが良くなり、アルコール生成が促進され、芳香性が高くなると言われている。
岩内町は「野生ホップ」発見の地。1871年、アメリカの鉱山技師で化学者のトーマス・アンチセルが道内の地質調査中に、現在の岩内町で野生のホップを発見した。日本で初めて発見されたホップは、日本でのビール作りのきっかけと言われている。
そんなホップの発見の地で、『IWANAI BREWERY&HOTEL』は、ホップの味や香りを大事にしたクラフトビール作りを行っている。
『IWANAI BREWERY&HOTEL』は、クラフトビールの品質向上に資するため、日本国内で醸造されるビールに特化した審査会「ジャパン・グレードビア・アワーズ2023」に3銘柄を出品。158事業者から約600銘柄が出品されるなか、3銘柄がそれぞれ金・銀・銅賞を受賞した。
ビール愛好家ならば一度は夢見る、自分だけのオリジナルビール造りを、ふるさと納税で叶えてみては。
北海道岩内町HP:https://www.town.iwanai.hokkaido.jp/
(Higuchi)