健康食品や化粧品の原料となる天然由来成分を製造する丸善製薬は、消費者の「ポリフェノール」に対する意識を確認するため、インターネットアンケート調査を実施した。
認知度の割に体感できる人が少ないと推察
アンケートで30代~60代の男女5,000名に「ポリフェノールの認知度」を確認したところ、「よく知っている」が14.4%、「なんとなく知っている」が52.5%、「名前は聞いたことがある」が29%となり、合計で95.9%が認知していることがわかった。
一方で「ポリフェノールの効果実感」については、83.4%が実感したことが「ない」と回答した。以上の結果より、ポリフェノールは認知度の割に体感できる人が少ない成分であると推察された。
ポリフェノールに期待する効果
次に、ポリフェノールについてなんとなく以上の知識があり、普段から意識して摂取もしくは食品に入っていると嬉しいと感じる30代~60代の男女480名に「ポリフェノールに最も期待する効果」を確認したところ、「具体的ではなくなんとなく良さそう」という回答が最も多い結果となった。具体的な効果では「疲労関連」「目関連」「ストレス関連」の順で効果を期待している人が多いことが分かった。
一方でポリフェノールの効果を実感したことが「ある」「なんとなくある」と回答した30代~60代の男女240名に実感した効果を確認したところ、「疲労関連」「ストレス関連」「目関連」「なんとなく健康になった」の順で回答が多い結果となった。ポリフェノールの効果を実感することができれば、その効果は期待しているものとあまりズレがないのではないかと考えられた。
丸善製薬の会員制HP「総合プロダクトガイド」では、今回の「ポリフェノール」に関する調査結果を含む、より詳細なレポート資料を確認することができる。気になる人は「総合プロダクトガイド」を確認してみて。
総合プロダクトガイド:https://www.maruzenpcy.co.jp/productguide/
丸善製薬HP:https://www.maruzenpcy.co.jp
■調査条件の概要
実施時期:2023年11月
調査方法:インターネットアンケート調査(調査機関:マイボイスコム)
一次調査対象者:30代から60代の男女5,000名
本調査対象者:ポリフェノールについてなんとなく以上の知識があり、普段から意識して摂取もしくは食品に入っていると嬉しいと感じる30代から60代の男女480名
(江崎貴子)