兵庫県川西市では、阪急川西能勢口駅やJR川西池田駅前などでイルミネーションの点灯がスタートした。また、川西市役所に「きんたくんポスト」を設置している。詳細をチェックしよう。
駅周辺にイルミネーションを設置
川西市中心市街地イルミネーション事業実行委員会は、11月25日(土)、阪急川西能勢口駅南側バスロータリー中央庭園や駅舎、アステ川西などの商業施設をつなぐ歩行者用ペデストリアンデッキ2階付近、JR川西池田駅前で、イルミネーション事業を展開。北陵、緑台、明峰の市内三つの県立高等学校のボランティア約50名も参加し、電球や配線などの取り付け作業を行った。
この事業は、「手をつなぐ川西 光の和」をテーマに2015年度から実施しており、今年で9回目。市民などから、駅周辺が明るく綺麗になり活気が出るので継続してほしいなどの意見が毎年多く寄せられ、現在は地元企業などから協賛金を募り実施している。
高校生のボランティアを募ったのは、若者にまちづくりに関わる楽しさやふるさと意識を持ってもらおうという目的から。
作業に参加した高校生たちは、「イルミネーションの飾りつけは大変でしたが、見た人が少しでも幸せな気分になって、楽しんでもらえたら嬉しいです」などと話した。
飾り付けに使用された電球は約5万個に及ぶ。イルミネーションは、12月9日(土)の17:30に阪急川西能勢口駅南デッキで点灯式が行われ、2024年2月29日(木)までの間、毎日17:00~24:00に点灯している。
「きんたくん」から返事が届く「きんたくんポスト」
また、12月7日(木)、川西市役所の南側玄関前に設置されている「きんたくんポスト」に、川西こども園の園児26人が、川西市公式の元気いっぱいキャラクター「きんたくん」にメッセージを書いたクリスマスカードを投函。手紙文化の振興や地域の話題作りのため、12月1日(金)~25日(月)の期間、サンタの衣装を着た「きんたくんポスト」が出迎える。
このイベントは、川西市と市内の郵便局が連携して開催。事前にサンタクロースの衣装に着替えた「きんたくんポスト」は、川西久代郵便局が中心となり、川西南部会に所属する郵便局社員が衣装などを手作りで作成している。
「きんたくん」へのクリスマスカードは12月15日(金)まで受け付けており、12月15日(金)当日消印有効だ。郵送者には、「きんたくん」から2024年の年賀状で返事が届く。
また、送られたクリスマスカードは、12月20日(水)~27日(水)の期間、市役所1階ロビーで展示される。
クリスマスの季節が近づくと、ポストにサンタクロースなどのクリスマス装飾を施す「サンタポスト」は、川西市が発祥で、全国各地に普及している。
今回、企画に参加した園児たちは「お手紙を初めてポストにいれたけど、楽しかった。ママやパパにもお手紙を出してみたい」などと話した。
このイベントは、大人も参加が可能だ。ハガキの表面に年賀状を送る住所、氏名を書き、川西市文化・観光・スポーツ課内「きんたくん」へ郵送しよう。
イルミネーションや「きんたくんポスト」で、川西市のクリスマスを楽しんでみては。
(yukari)