茨城県古河市に本社を置く、トモヱ乳業に併設されている「牛乳博物館」は、牛と牛乳にまつわる日本でも珍しい博物館。
同社の創業者である中田俊男氏が中心となり世界150都市から集めた5,000点以上の珍品・名品のコレクションを展示しており、累計来館者数168,086名(9月1日現在)の人気の見学スポットだ。一度の来館で、酪農・乳業に関する歴史が学べる牛乳博物館の見学と併せて、同建屋内の最新鋭牛乳製造工場も見学することができる。
注目の展示品の見どころをチェック
展示品には、ガラス瓶が出回る前に使用されていた小分け容器「明治時代のブリキ製牛乳容器」や、
木の皮を使用した牛にまつわる壁画の写し「牛が描かれたパピルス」のほか、
世界各地のカウベルを60点程展示する。
さらに、ヨーグルト発祥の地の1つとされているトルコのヨーグルト保存用甕(かめ)や、
牧草の種類及び用途により使い分ける各種鎌の展示、
また乳牛用のブラジャーと人のブラジャーを比較して展示している。
関東最大級!牛乳製造工場の見学
工場見学は、事前予約制となる。受入人数は、1日2回で各回1グループのみ。1グループは10名以下となる。
見学時間(目安)は、1回目10:00~11:00、2回目14:00~15:00。見学場所は、牛乳博物館、トモヱ乳業本社工場にて。
予約は、ホームページ、又は電話にて予約を受け付けている。また、ホームページでは、予約状況を確認することができる。
牛と牛乳にまつわる日本でも珍しい牛乳博物館を、この機会に見学してみては。
■牛乳博物館・トモヱ乳業 本社工場
住所:茨城県古河市下辺見1955
URL:https://www.tomoemilk.jp/
工場見学ツアー:https://tomoemilk.jp/factorytour/
(江崎貴子)