コミュニティホスピタルとして地域のプライマリー・ケアやがん、糖尿病診療に取り組む「公平(こうだいら)病院」を運営する慈公会は、内科・小児科クリニック「LeMon おとなとこどものクリニック」を、12月19日(火)に開院。
クリニックの役割
「LeMon おとなとこどものクリニック」は、家族また地域のwellbeingを支えたいとの考えのもと、医師と看護師は内科医と小児科医が協力し、おとなとこどもの両方に対応した専門的なケアを提供。
病院の一機能を担う存在として、病院が提供できていない小児医療やカバーできていない地域の医療を実践し、コミュニティホスピタルとしての役割を果たしていく。
「おとなとこどものクリニック」の特徴
診察券を廃止し、予約や問診のシステムもできるだけ簡略化し、院内での待ち時間を減らす工夫をするとともに滞在中に少しでもくつろいでもらえるような空間を演出。必要なことをできるだけ短時間で行い、スムーズな受診が実現するよう努め、ワクチンなど、予防医療にも積極的に取り組んでいく。
子育て経験のあるスタッフが対応
子育て中の医師、スタッフが多いのも同院の特徴。相談しにくい女性ならではの悩みも気軽に相談できるような雰囲気作りに努め、子育てにおける悩みや不安を傾聴しつつ、保護者の子育て負担を減らすための様々な取り組みを実施する。
具体的には子どもは夜に熱を出しやすいことから夜間の発熱外来、子連れでの来院の負担を考えたオンライン診療システムなど、診療体制が整い次第順次取り組んでゆく。
くつろぎと安心の空間を提供
また、待合スペースを広く取り、診察以外の時間も快適に過ごせる環境を提供。ベビーカーで来院する人はそのまま診察室に入ることができる。
授乳が必要な人には、小さな授乳室も用意。患者のプライバシーと安心感を尊重し、温かく居心地の良い場所で、家族全員の健康をサポートする。
子どもと大人のはざまの世代の診療もサポート
同院では、子どもと大人の診療を同時に行うことによって、全ての世代における病気および健康不安にも応えることを目標としているのもポイントだ。
これまで子どもと大人のはざまとなる世代(AYA世代:adolescent-young adult)は、どの診療科を受診したらよいかわからない、そもそも病気というほどでもない症状も多いため、置き去りにされることが多くあった。
思春期という特性上、相談もしにくく、遠慮している場合もあるため、そのような世代およびその保護者に寄り添い、必要があれば適切な診療を提供していく。
地域のWell-beingを推進し、家族の健康をサポートする内科・小児科クリニック「LeMon おとなとこどものクリニック」をチェックしてみて。
■LeMon おとなとこどものクリニック
住所:埼玉県戸田市新曽423番地 トモエビル1F
診療時間(※):平日/9:00〜13:00、15:00〜17:00
土/9:00〜13:00、15:00〜17:00
URL:https://le-mon.life/
慈公会公式サイト:https://kodaira.life/
※診療時間は、内科と小児科で異なります。今後、診療科や診療時間をさらに拡充する予定です。詳しくはホームページをご覧ください。
(丸本チャ子)