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【栃木県旧小川町(那珂川町)】瀟洒な小川公民館と周辺を散策しよう

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栃木県旧小川町(那珂川町)

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、栃木県旧小川町(那珂川町)を写真とともに紹介する。

Vol.132/栃木県旧小川町(那珂川町)

那須郡旧小川町は、同じく那須郡の旧馬頭町と2005年に合併し、那珂川町になった。地図を見てみると、那珂川を挟むようになっており、右岸(西側)が旧小川町で左岸(東側)が旧馬頭町だ。

そして、旧小川町の小川公民館を訪れてみる。基調のオレンジ色が鮮やかで、城のような面持ちの瀟洒な建物で驚いた。軽トラから降りてきた地元のおじいちゃんが軽快に建物に入っていく。ぼくは一瞬驚いたけれど、地元の方々からすれば、身近な建物に違いない。

小川公民館。建物が瀟洒だ

開いてなかったけれど、小川郷土館

小川温泉神社へ立ち寄った

落ち着いた境内

まほろばの湯 湯親館。日帰り入浴できる

小川公民館の近くには、小川温泉神社がある。入り口に建っている温泉神社の石碑に、「鎮守」と書かれてあることから、氏神様がいらっしゃるのだなあと思う。旅をしていると、日々知らないまちへ訪れる。しかし、そこで暮らしている地元の方々がいる。言い方を変えれば、地元の方々の生活スペースに、土足で踏み込んでいる。だから、鎮守の神社を見つけると、できるだけご挨拶をしておきたい、と旅を通して思うようになった。

温泉神社に参拝した後、温泉地である「まほろばの湯」まで行った。この日はまだ旅が終わっていなかったので、湯船に浸かることはなかったけれど、若い男性たちが楽しげに館内へ入っていった。ああ、いいなあ! 今度はゆっくりと訪れよう。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247/

    

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