「第72回 静岡新聞社・静岡放送スポーツ賞」で、6人の受賞者が発表された。
最も古い歴史を持つスポーツの表彰制度
「静岡新聞社・静岡放送スポーツ賞」は、静岡県内のスポーツの振興と発展を願い1952年に制定された、県内で最も古い歴史を持つスポーツの表彰制度だ。
第72回では、静岡新聞社・静岡放送のスポーツ担当記者たちが日々の取材活動を通して選考した、その年のスポーツ界で優秀な成績を収めた同県の人々を表彰する「スポーツ大賞」と「優秀賞」、スポーツ振興に尽力した人に贈られる「体育功労者賞」と「優秀指導者賞」の6人の受賞者が発表された。
「雪なし県」から日本人初のスノボ世界女王
「大賞」はスノーボード・三木(みき)つばき選手(20歳)。2023年世界選手権はスノーボードパラレル大回転で日本人初の優勝、世界ジュニア選手権パラレル大回転2連覇を成し遂げた「雪なし県」出身の日本人初のスノボ世界女王だ。
三木選手は、長野県で生まれ、スノーボードを始めたのは4歳。5歳のときに静岡県掛川市に移住した。その後、最年少15歳で日本代表としてワールドカップに出場。全日本選手権では史上最年少優勝を果たし、2022年北京五輪に18歳で出場した。
「優秀賞」を受賞したのはゴルフ・岩崎亜久竜(いわさき・あぐり)選手(26歳)。岩崎選手は、国内三大大会のひとつ、2023年日本オープンゴルフ選手権で初優勝を果たした。
静岡県駿東郡清水町出身。8歳でゴルフを始めてから日本大学卒業まで静岡で腕を磨いた。2019年の静岡県アマチュアゴルフ選手権で2年連続3度目の優勝を果たし、2020年にプロへ転向した。
また、静岡新聞社「体育功労者賞」は、柔道・髙田和夫さん(72歳)、剣道・吉村勝さん(77歳)、アイスホッケー・伊藤修さん(76歳)が受賞。
「優秀指導者賞」は、馬術・浅川信正さん(68歳)が選ばれた。
この機会に「第72回 静岡新聞社・静岡放送 スポーツ賞」を、チェックしてみては。
静岡新聞社公式HP:https://shizushinsbs.co.jp/
(江崎貴子)
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