ヒトカラメディアが企画・運営パートナーとして携わり、JTB総合研究所が受託運営する、東京都主催のスタートアップによる島しょ振興促進事業「TOKYO ISLANDHOOD with STARTUPS」の成果発信イベントが、2月28日(水)に開催される。現在、参加申し込みを受付中だ。
島民の生活の質を向上させるために
「TOKYO ISLANDHOOD with STARTUPS」は、独創的なビジネスモデルと熱意を持ったプレイヤーを掘り起こし、東京都の島しょ地域(2023年度は、伊豆大島・利島・新島・式根島・神津島)のアセットを生かした事業構築支援を行うことで、島民の生活の質の向上を目的としたプログラムだ。
島しょ地域で生活を営む人や事業者の思いに共感し、新しいアイデアを通して島の未来を開いてくれる事業が生まれるようにという想いを込め、プログラム名を「TOKYO ISLANDHOOD with STARTUPS」と名付け、プログラムコンセプトを「島からはじめる、島へとつながる」とした。
島での起業のプロフェッショナルである「東シナ海の⼩さな島ブランド」の代表・山下賢太氏、社会課題解決と持続的な経営を行うゼブラ企業の支援を行ってきた「Zebras and Company」が総合アドバイザーを務めている。
このプログラムでは計4回の説明会を実施し、テーマを絞らず多様なビジネスプランを募集した。
また、プログラムに採択された事業者を対象に現地見学を実施。島内の人々と対話する機会を提供することで島の暮らしや課題解決への解像度を上げ、島で展開予定の事業の具体化を進めていく。
成果発信イベントの概要
「TOKYO ISLANDHOOD DAY〜TOKYO ISLANDHOOD with STARTUPS 成果発信イベント〜」の開催時間は、13:00~16:30。実施方法はオンライン開催で、ZoomとYouTubeによるライブ配信となっている。
参加費は無料で、誰でも参加可能。参加申し込みの締切は2月28日(水)10:00まで。申し込みは専用フォームで受付中だ。
イベントの主な内容は、東京都副知事・宮坂学氏のビデオメッセージによる開会挨拶、事業概要・オープニングセッション、島しょ地域で事業展開を目指す採択事業者6者によるプレゼンテーションや島のゲストを交えたトークセッション、クロージングセッションとなっている。
継続して島しょ地域の産業振興を推進
「TOKYO ISLANDHOOD with STARTUPS」を通じて島の人々と採択事業者を繋げ、事業化をより前進させるためのサポートを行うなかで、島しょ地域が抱える課題の解決に向けた糸口が徐々に見えてきたという。同プログラムでは、引き続き伴走支援およびプログラムの過程やプレイヤーの思いを広く発信することで、島しょ地域におけるビジネス交流を活性化し、島しょ地域の産業振興を推進していくとしている。
この機会に「TOKYO ISLANDHOOD with STARTUPS」の取り組みに触れてみては。
TOKYO ISLANDHOOD with STARTUPS 公式サイト:https://tokyo-islandhood.metro.tokyo.lg.jp
イベント申し込みフォーム:https://tokyo-islandhood.metro.tokyo.lg.jp/form/day2024
(yukari)