京ピポ・ラボが主催と企画をする展示イベント「KYO-PIPO KYO-PLAY KYO-POP(キョーピポキョープレキョーポップ)」が、2月2日(金)~28日(水)の期間、「ハンケイ5mショップ」で開催される。
京都のヒトが創作した作品を紹介
「京ピポ(京都ピーポー)」とは、京都の文化を伝えるヒト、京都に関わりを持つヒト、京都を存分に楽しむヒト、「京都」を囲むひとつの大きな輪に集う人々のこと。
「KYO-PIPO KYO-PLAY KYO-POP」は、「京ピポ」が創作した作品と、「京ピポ」を紹介する展示イベントだ。
展示は、子どもや海外の人にもわかりやすいように、できるだけビジュアル中心の表現で魅力が伝えられる。制作は「コベピポ(神戸ピーポー)」で地域に根付いた文化発信で実績のある、プロジェクトメンバーの都あきこ氏が担当する。
文化を作り上げていくのは「ヒト」であるという考えのもと、伝統文化に携わる人である「京ピポ」に焦点を当て、伝統文化を切り取り、その裏側のストーリーをポップに表現することで、京都の伝統文化の敷居を低くし、幅広い人に知ってもらうきっかけづくりにしていくという。
イベント概要
開催時間は11:00~19:00で、火・木・日が定休日となっている。
イベント開催期間中、「京ピポ」メンバーがそれぞれの分野を活かして製作した茶道具を用いた、茶会トークイベントが実施される。
2月17日(土)の14:00~16:00は、「京都に根づく竹の話/茶源郷和束町のヒミツ/車いす茶人と茶の伝道師による”おもてなしの真心”」と題し、
竹垣職人の真下彰宏氏、
和束町茶農家の岡田文利氏・岡田沙奈絵氏、
車いす茶人の加藤千明氏、
そして京ピポ・ラボから田中賀鶴代氏、
都あきこ氏、
田口裕介氏が登壇する。
2月24日(土)の14:00~16:00は、「日本の顔を映し出す和蝋燭の魅力/器とお菓子のおいしい関係/茶の伝道師による”現代社会に生かす”茶の湯」と題し、
京ろうそく職人の田川広一氏、
器とお菓子の造形作家の岡本彩氏、京ピポ・ラボの田中賀鶴代氏、都あきこ氏、田口裕介氏が登壇する。
参加費は3500円+税で、抹茶・お菓子付き。定員は先着10名となっている。参加の申し込みについては、「ハンケイ5mショップ」のInstagramのDMなどにて問い合わせてみよう。
京ピポ・ラボについて
今回のイベントを企画、主催する京ピポ・ラボは、工芸職人や文化を引き継ぐ京都ピーポーに焦点を当て、多様な人々にメッセージを伝える場作りを主として発足している。
国内外問わずの百貨店やセレクトショップでの催事イベントを行い、「京ピポ」が集まり、多様な人が輪をつくることで、京都の伝統文化を世界へ発信するきっかけにすることを目標としている。
催事・展示、販売、デザインコーディネート、茶会開催のHUBとなるべく、活動をしていくという。
「京都のヒト」を文化として伝えていくイベントに参加してみては。
■「ハンケイ5mショップ」
住所:京都府京都市下京区二帖半敷町652 からすま京都ホテル 1F
Instagram:https://www.instagram.com/hankei_5m_shop/
(yukari)