リゾナンシア代表でエネルギー・エバンジェリストの関口美奈氏は、13歳から大人まで全ての日本人のエネルギーリテラシーを上げ、これからのエネルギーの課題について自ら考えることができる様になるための枠組み提供を目的に、『13歳からのエネルギーを知る旅』を出版。
同書は、KADOKAWAより2月21日(水)に発行される。
大人も子供も読める、一般読者向けの本
『13歳からのエネルギーを知る旅』は、専門家向けあるいはエネルギーについてよく知っている人向けのエネルギーに関する本とは異なり、一般の読者を対象としている。
脱炭素化への要請やエネルギー安全保障の必要性が注目される昨今だが、一般の人々は、どの様な背景があるのか?何が起こっているのか?私たちの生活にどんな影響があるのか?そして未来のエネルギーの姿は今と違うのか?違うのならばどう違うのか?について整理された情報を得る機会が少ない。
次世代に向けて社会全体のエネルギーシステムが大きく変革している今、一体何がおきているのか?私たちはどうすることが求められているのか?など、同書はそんな13歳の、そして13歳でない多くの読者の思考を促す。
『13歳からのエネルギーを知る旅』あらすじ
13歳のサッカー少女モコは、偶然出会ったエネルギーの伝道者で旅好きなエナジーとエネルギーを知る旅をすることに。モコの友達2人も加わって、想像もしなかった壮大なエネルギーを知る旅が始まる。
旅人エナジーとの対話を通じて子供たちは、歴史、世界の国々の関係、経済、金融、地理、科学技術、社会課題など様々な事象がエネルギーというキーワードから読み解けることを学び、そして成長して行く。
プロローグ「エナジーとの出会い。エネルギーって何?」から始まり、「エネルギー資源がないのに世界一停電しない日本」「化石燃料はワルモノか?」「チャレンジ!再生可能エネルギー」など、7つの章(対話)を経て、エピローグ・あとがきへと続く。
著者・関口美奈氏について
関口氏は、1997年に米国より帰国後、アーサー・アンダーセン会計事務所東京事務所(現KPMGあずさ監査法人)にてM&A業務に携わり、エネルギー・インフラ案件を多数手がけた。
2012年からはKPMGジャパンにてエネルギー・インフラストラクチャーセクター統括責任者に。翌年からはアジア・パシフィックのエネルギーセクター統括責任者を兼務し、世界と日本の歴史・地理・社会・政治・経済・技術発展や国際関係の多くが、エネルギーをキーワードとして読み解くことができることを学ぶ。
2022年に独立し、リゾナンシアを設立。「13歳以上の全ての日本国民のエネルギーリテラシーを上げる!」を目標に、複雑なエネルギーの仕組みについて平易な言葉で伝える執筆活動や講演活動を展開している。
学校や家庭、コミュニティで、大人も子供も一緒になってエネルギーについて考えてみたい時、『13歳からのエネルギーを知る旅』を参考にしてみては。
リゾナンシアURL:https://resonancia.jp
(Higuchi)