旅の効用の科学的な検証に挑戦する旅と学びの協議会は、3月19日(火)に、旅と学びの協議会シンポジウムVol.8「人生を変える旅〜変革的旅行経験とは?〜」を開催。今回は、一般参加者向けにオンライン配信が決定した。
「変革的旅行経験」をテーマにしたシンポジウム
旅と学びの協議会では、これからの時代を生き抜く力をつけるために「旅」という非日常の環境での「学び」に可能性を感じ、賛同した会員と旅の価値や旅からの学びの可能性について考え、活動してきた。
今回のテーマは「変革的旅行経験」。同協議会は、旅の経験のさまざまな刺激によって学ぶことが、自己の認識や変容に繋がっていると考えているという。旅の新たな価値創出や旅における学びの検証に興味のある人は、誰でも配信に参加できる。
登壇者による講義やプロジェクト発表も
同シンポジウムでは、午前パートは「人生を変える旅」をテーマに、イデアラボの中島実穂さんによる講演と、
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授で旅と学びの協議会アドバイザーの前野隆司さんによる講演が行われる。
午後のパートでは、今年度の活動について事務局と会員から紹介。アーストラベル水戸・代表取締役、森と未来の学校・代表理事の尾崎精彦さん、
駒沢女子大学人間総合学群観光文化学類・専任講師の本間准さん、
信州大学客員研究員(研究分野:地域活性)、マインドシェア・地域マーケティング部・シニアマーケティングディレクター、愛媛大学・地域創生イノベーターを務める海野麻恵さんが登壇予定だ。
なお、タイムスケジュールは変更する可能性がある。最新の情報はイベント詳細ページで確認しよう。
シンポジウム概要
旅と学びの協議会シンポジウムVol.8「人生を変える旅〜変革的旅行経験とは?〜」は、3月19日(火)10:00〜14:00にZoomにて配信予定。応募者には、事務局から前日までにURLがメールにて送られる。参加費は無料。なお、現地での参加は同協議会に所属している会員限定となっている。
参加には応募フォームからの事前申し込みが必要だ。イベント詳細ページもしくはPeatixの申し込みページより申し込みを受け付けている。オンライン参加の申し込み期限は3月17日(日)だが、定員は先着100名までとなっている。
次世代教育の一環として、旅の活用を目指す協議会
旅と学びの協議会は、ANAホールディングスが、立命館アジア太平洋大学(APU)学長の出口治明さん、東京学芸大学大学院准教授で、スタディサプリ教育AI研究所所長の小宮山利恵子さん、前野隆司さん、駒沢女子大学観光文化学類教授の鮫島卓さんをコアメンバーとした有識者とともに、教育工学・幸福学・観光学の視点から、旅の効用を科学的に検証し、次世代教育の一環として旅の活用を提言することを目的に2020年6月に設立した任意団体だ。
旅と学びの協議会シンポジウムに、誰でも無料で参加できるチャンスをお見逃しなく!
イベント詳細ページ:https://ana-conference.com/event.vol8
「旅と学びの協議会」公式サイト:https://ana-conference.com/
(田中彩文)