総合型広域スポーツクラブクロス実行委員会が、3月1日(金)〜4月15日(月)23:00の期間、クラウドファンディングサイト・READYFORにて、アーバンスポーツパーク建設ファンドレイジングを実施する。
屋内スポーツ施設が必須
北海道のスポーツ環境は、冬の長い気候と積雪の多さが特徴で、屋外でのスポーツ活動は春から秋に限られるため、屋内スポーツ施設が必須。札幌市を中心とした若者文化の盛んな地域では、スケートボードが人気スポーツの一つとして根付いており、ストリートカルチャーと関連したイベントや商品の需要も見込まれている。
地域のスケートボード施設やスケートパークの数や質、地域イベントとコミュニティの形成は市場の発展に重要な役割を果たすとのこと。観光との結びつきや、オリンピック競技としてのスケートボードの採用による関心の高まりも、市場機会の拡大に寄与するという。
これらの要素を踏まえた市場分析や事業戦略が、北海道のアーバンスポーツ市場の成長には不可欠だ。
JR苫小牧駅前で本物を楽しむ
今回「本物ストリートセクションとパンプトラックパークを、JR苫小牧駅前で楽しんでほしい!」との思いで、クラウドファンディングが始動。
プロジェクト実行者の一人である、北海道苫小牧市で、スケートボード、サーフィン、スノーボードの専門ショップ「x Boarders BRAYZ」を経営している西村千秋氏。
プロジェクトのきっかけは、地域課題を解決したい(遊休地の利活用)、スポーツの素晴らしさを伝えたい(アーバンスポーツパークの建設)、みんな気軽に楽しんでほしい(アーバンスポーツ利用者に施設提供)の3点だという。
また、「この地で30年にわたり、スポーツショップと教室を運営し、多数のプロ選手を育成してまいりました。これからも選手育成に注力すると共に、2023年4月からスポーツ愛好家が集まり『総合型広域スポーツクラブクロス実行委員会』を立ち上げました。この組織の目的は、競技志向の支援に留まらず、市民が気軽に楽しむことのできる生涯スポーツとしてのアーバンスポーツやニュースポーツ、オルタナティブスポーツの普及促進して、地域課題をスポーツの魅力で解決することです。
そのために我々は『JR苫小牧駅前で本物のスケボーストリートセクションとパンプトラックパーク』を提案いたします(一部抜粋)」とコメントしている。
リターンは冨川プロのサイン入りスケートボード
クラウドファンディングのリターンは、現在日本スケートボード協会公認プロスケーターで、北海道の広大な土地で育った冨川蒼太プロの「特別サイン入りスケートボード板」。ブランドは「CREATURE」で、初心者~プロまで幅広く使うことができる。
さらに、ストリートカルチャーのデザイン性に優れたオブジェとして、部屋のインテリアとしての活用も可能。スケートボード板の詳細やその他のリターンは、プロジェクトページをチェックしてみよう。
アーバンスポーツパーク建設ファンドレイジングだが、一般顧客へのサービスローンチは7月頃を予定。この機会に、まちなか複合型スポーツ施設の建設に協力してみては。
READYFOR:https://readyfor.jp/
プロジェクト名:#アーバンスポーツの素晴らしさを伝えたい2024|北海道苫小牧市
(佐藤ゆり)