YADOKARIは、可動産で小田原エリアを巡りタイニーハウスに滞在する旅「動く○△□ Narrative Tourism ODAWARA」を期間限定の実証実験として実施する。
同実証実験は鈴廣蒲鉾本店との共創事業で、神奈川県が運営するオープンイノベーション支援プログラム「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK/バク)」での採択事業だ。
小田原エリアの魅力を体験する実証実験実施
今回の実証実験の舞台となる小田原エリアは、箱根・湯河原や伊豆・熱海などの観光地に隣接しており、それを背景とした滞在時間の短さ、観光消費額の少なさといった課題を抱えている。
そこで、可動産を活用して地域を巡る旅体験をプロデュースするYADOKARIと、小田原エリアでかまぼこ製造・販売事業を展開しながら地域観光事業を展開する鈴廣がタッグを組み、小田原エリア全体の地域ブランドの価値向上、来訪者の増加を実現を目指していく。
事業化にむけた調査を行う
一つの場所に縛られない、可動産の移動性を活かして、地域の未活用地を滞在する空間に変え、また移動しながら小田原で活動する猟師・農家・事業者と連携する。
今回は事業化に向けた実証実験として、小田原エリアにてツアーと可動産への滞在で構成される「Narrative Tourism ODAWARA」を実施する。
同実証実験を通して、小田原エリアでの旅、滞在のニーズ把握、また応募者及び利用者(モニター)の属性を調査する。
モニターに対しては、小田原の地域プレイヤーとの連携による体験や非日常的な滞在空間における満足度、設定単価の検証、事業としての継続性を定性的・定量的に検証する。応募者へはヒアリングや小田原観光客へのアンケート実施など、事業化にむけた調査を行う。
みかん農家の手仕事体験や狩猟体験ができる
体験内容は次の通り。
小田原でみかんを中心とした果物や野菜を栽培する「あきさわ園」。代表の秋澤史隆さんに自然を活かした農園を案内してもらいながら、旬の玉ねぎの収穫、みかん山の管理作業などその日だからこそできる農家体験が可能だ。
また、農業体験や狩猟体験などの食育を行う「MOTTAI」による、罠の仕掛けづくりや、動物の痕跡をたどりながら狩猟体験をする。実際に猟師から直接話を聞き、命を味わうことの尊さ、大切さを学び・体感する時間に。
そのほか、鈴廣の社員によるかまぼこ作りへの思いや製造までの流れの話を聞いた後、長年の修行を積んだ職人との手づくり体験などを行う。
同実証実験に興味がある人は、ツアー内容や応募の詳細をチェックしよう。
■モニター募集概要
日時:①3月28日(木)・29日(金)の1泊2日 ②3月30日(土)・31日(日)の1泊2日
募集人数:各日程1組2名
参加費:無料(集合場所までの往復交通費、夕食時の飲み物代、温泉入場料、2日目昼食代は自己負担)
参加条件:事前・事後のヒアリング、アンケートに協力できる人、普通自動車第一種運転免許を持っている人(1名が持っていれば支障ない。同ツアーはモニター自身で車を運転しながら各所を巡る)
※ヒアリングに協力できる人は、抽選5名に鈴廣かまぼこで使える3,000円分のギフト券をプレゼント。
募集期間:2月27日(火)〜3月10日(日)
当選発表:3月13日(水)当選者のみに個別で連絡がある
モニター事前説明期間:3月18日(月)〜22日(金)
ツアー詳細:https://yadokari.net/event/83303/
申込フォーム:https://forms.gle/Hq76TUZNkKB1qLBB7
(佐藤 ひより)