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新潟県長岡市の中央公民館にスマートロック「RemoteLOCK」を導入し効果検証を実施

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構造計画研究所が提供するスマートロック「RemoteLOCK(リモートロック)」は、新潟県長岡市の「NaGaOKaオープンイノベーション【テーマフリー型】」に採択された。新潟県の自治体における初の「RemoteLOCK」の実証実験となるこの取組を通じ、公民館の利便性向上と管理の効率化の効果検証が行われる。

暗証番号による入室が可能


「RemoteLOCK」は、RemoteLock社が開発し、日本国内では構造計画研究所が提供するWi-Fi接続型・クラウド管理機能を備えたスマートロック。

暗証番号による入室が可能で、年齢を問わず住民や地域の人々に利用される公共施設での利便性が高く、学校の体育館・グラウンド・教室、スポーツ施設の体育館・グラウンド、集会所やコミュニティセンター、移住体験住宅、ワーケーション施設、官庁内の貸しスペース、避難所など、全国でさまざまな種類の施設に導入されている。

効率化を検証し行政課題解決へ

新潟県のほぼ中央に位置し、人口約26万人を擁する長岡市は、「変化の波を的確にとらえ、従前にとらわれず市民生活の向上と産業の活性化を実現する」という方針のもと、様々な事業に取り組む長岡版イノベーションを推進している。

その取組の一つである「NaGaOKa オープンイノベーション」は、少子高齢化や施設の老朽化等、長岡市が抱える課題について民間事業者からICT等の技術を用いた解決アイデアを募集し、優秀な事業者を採択して実証実験等を実施する取組だ。

今回、構造計画研究所が提案した「RemoteLOCKを用いた公共施設利用の円滑化と充実した公共サービスの維持」が、2023年度の「NaGaOKaオープンイノベーション【テーマフリー型】」に採択された。

フィールド実証 概要


新潟県の自治体として初めて「RemoteLOCK」が導入されるこの取組では、2月19日(月)〜3月中旬の期間、中央公民館301教室にてフィールド実証を実施。3月下旬に、アンケート調査などによる検証と結果が公表される。

このフィールド実証では、長岡市の中央公民館にWi-Fi通信型暗証番号式スマートロック「RemoteLOCK」を導入し、利用者が窓口で鍵を受け取らなくても部屋の解錠や施錠が可能になる。

対面での鍵の受け渡しが不要なため、利用者の手間を減らし利便性向上を図るとともに、管理者の時間やコストを削減し効率化を図る。

利用の流れ

導入機種は「RemoteLOCK 8j(リモートロック エイトジェイ)」。従来通り利用予約を行うと、利用日の前日に予約者にメールで「RemoteLOCK」の暗証番号が送付される。

利用当日、予約者は「RemoteLOCK」に暗証番号を入力して解錠。利用終了時は、「RemoteLOCK」のチェックキーを押して施錠するという流れだ。

構造計画研究所は、今後も公共施設管理をデジタル技術でスマート化し、住民の利便性向上と管理業務の効率化に資する取組を提案することで、魅力ある住みやすいまちづくり、ならびにより良い社会の構築に貢献していくという。

構造計画研究所と新潟県長岡市の取組に注目してみては。

詳細ページ:https://www.city.nagaoka.niigata.jp/shisei/cate01/innovation/r05-themefree.html

(yukari)

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