サンカクキカクは来年度、京都府京丹波町に初のサテライトオフィスを開設する。
京都府京丹波町のタウンプロモーションに本格的に参入
これまでサンカクキカクは、現地決済型の店舗型ふるさと納税「ふるさとズ」の運営をはじめ、地域に根付くデザイン会社として、各地の地域の人々と共に、地域課題の解決に向け事業を展開してきた。
創業10年を迎え“地域との手の繋ぎ方”を実感しつつある今、京都府京丹波町のタウンプロモーション「GREEN GREEN KYOTAMB」に共感し、3月より本格的に参入していくという。
近年京丹波町では、人口減少と地域経済縮小が著しく進行していることから、その対策の一つとして「観光」「移住」「ふるさと納税」といった外需獲得を推進し、持続可能なまちづくりを進めていく必要があり、タウンプロモーション「GREEN GREEN KYOTAMB」の方針策定に至った。
京丹波町とサンカクキカクの関わり
2023年9月、京丹波町が店舗型ふるさと納税「ふるさとズ」を導入し、そこからとサンカクキカクと京丹波町の関わりは始まった。
「ふるさとズ」の導入にあたり、サンカクキカクでは販促物などのビジュアル面から研修会などの企画運営までをサポートしつつ、“協働”という感覚で京丹波町と共に歩んでいる。
「ふるさとズ」を一つの手段として、地域活性を目指す双方の想いがぴったり同じだからこそ、サンカクキカクとしても、「デザイン思考」というフレームを使い、より前向きなチャレンジと実践が行えると感じたため、参与を決定したという。
京丹波町でのチャレンジ
サンカクキカクのサテライトオフィスを京丹波町に開設するにあたり、まずは、地域の人たちと町内木材を活用したリノベワークショップによる拠点作りを通じて、地域の魅力を体感し、地域内雇用を生み出すことで、新しい事業を起こしていくための体制づくりを行っていく。
サンカクキカクでは、京丹波町のデザイン思考を活用した地域づくりにおいて、「地域の潜在的な魅力の顕在化、デザイン思考を通じたプロジェクトの実践」「地域内外の面白い取組、人のマッチングコーディネート」「京丹波町のファンづくり(関係人口創出)のためのメディア発信」に取り組みたいと考えている。
サンカクキカクはネクストステージへ
サンカクキカクの拠点である福岡県久留米市は、都市と自然の両方の良さを感じられる福岡で三番目に大きなまちだ。
昨今、久留米市でも都市部への人口流出が加速し、担い手不足が顕著に謳われるようになってきているという。
サンカクキカクはそんな久留米という場所から地域の魅力を掘り起こし、磨き上げるべく日々地域の人々と密接に関わってきた。
これまでの10年間、久留米市を中心に“地域課題”に向き合い続けてきたサンカクキカクは、京丹波町への参与をきっかけにネクストステージに移行。
京丹波町へのサテライトオフィスの開設において、これまでのノウハウを生かしつつ、さらに外に視野を広げ、その場所だからこそつながっていく“地域づくりの輪”を確実なものにしていくという。
この機会に、サンカクキカクと京丹波町の取り組みに注目してみては。
サンカクキカクHP:https://suncackikaku.com/
ふるさとズ 京丹波町返礼品ページ:https://furusatos.com/kyotamba
(yukari)