創元社は、藤田日菜子(フジタヒナコ)氏・著『理学療法士が教える 伸びるだけ!シニアヨガ』を、3月11日(月)より発売中だ。
シニアにもってこいのヨガ
高齢化が進み人生100年時代とも言われる今、ただ長生きするのではなく、どれだけ元気に楽しく、生き生きと過ごせるかが大切だ。
若い世代の美容法やダイエット法というイメージが強いヨガだが、実はシニア世代にこそもってこい。ヨガは肩こりや腰痛、ひざ痛といった慢性的な痛みを改善するだけでなく、痛みが起こりにくい体をつくり出す。
さらに、認知症予防や抑うつ改善の効果も期待でき、無理なく気軽にイスに座ったままでもできる。運動習慣をつくるきっかけとしても、ヨガは取り入れやすい運動だ。
「伸びる」が元気の第一歩
理学療法士として多くのシニアに関わってきた藤田日菜子氏が長年伝え続けてきたポイントは、「伸びる」こと。腰痛、ひざ痛、肩こりなど、加齢とともに私たちを悩ませるさまざまな痛みは、元をたどれば背骨につながっている。
ふだん丸まっている背骨を伸ばすだけで、不思議と体の調子が整っていくという。
やさしいポーズで「伸びる」を体感しやすい
今回発売された『理学療法士が教える 伸びるだけ!シニアヨガ』1,650円(税込)では、数多くあるポーズのなかからシニアが実践しやすいポーズを厳選し、さらによりやさしい姿勢で同じ効果を体感できる「伸びトレ」を紹介している。
「伸びトレ」では壁を手で押す、イスで体を支えるといった軽減法を取り入れており、自分に合った難易度で実践できる。「伸びトレ」ができるようになったら次にすすむことで、ステップアップしていく楽しさも味わえるだろう。
理学療法士の解説で納得して取り組める
著者の藤田日菜子氏は、理学療法士として長年患者と関わってきた。体のしくみや動かし方を解剖学的な視点で解説してくれるので、納得して取り組めるだろう。
同氏は、“(前略)ヨガは、一定の流れに沿って実践することで、自然と自分で心と体の健康を引きだすことができる健康法です。(中略)自分が快適かどうかという「心の声」を尊重して、体を動かし呼吸を感じるだけで、何に頼ることもなく、自分の心身の安定は自分で作ることができるのです。そして、ヨガと言うと「体が硬いとできない」「若い人のもの」などと思われるかもしれませんが、実はシニア世代にこそおすすめなのです。”とコメントしている。
この機会に『理学療法士が教える 伸びるだけ!シニアヨガ』を、手に取ってみては。
創元社公式サイト:https://www.sogensha.co.jp
創元社公式YouTube:https://youtu.be/QuGFLmYMJvI
(江崎貴子)