寝具を中心に様々な商品を販売している昭和西川は、埼玉県本庄市及び日本薬科大学(さいたま・お茶の水キャンパス)の協力のもと、本庄市の高校生と開発した「我流まくら フリクル」をふるさと納税の返礼品として、掲載を開始した。
本庄市の高校生と開発した「我流まくら フリクル」
「我流まくら フリクル」の開発に取り組んだのは、県立本庄、本庄東、本庄第一、早稲田大学本庄高等学院の10名。睡眠改善インストラクターの資格を持つ日本薬科大学の石川泰弘特任教授から、睡眠の重要性や枕と姿勢に関する講義を受け、開発に取り組んだ。『自分で使いたいと思う枕』を実際に利用する高校生の意見やアイディアをもとに、枕の形状や素材選びからネーミングなど、ディスカッションを通して進め、今回の「我流まくら フリクル」が完成した。
その日の気分で変えられる4Way枕
「我流まくら フリクル」は「羽毛」「パイプ」「粒わた」の3つの素材で作られ、素材の組み合わせにより4種類の寝心地をその日の気分で変えられる、4Way枕となっている。
枕の表裏は「羽毛」と「パイプ」のリバーシブル仕様となっている。粒わた部分とパイプ部分は詰めものの量で高さが調整できるので、高さや向きを変えることで、さまざまな寝心地を楽しめるのが特長だ。「我流まくら フリクル」のサイズは、約63×43cmで寄付金額は45,000円。
高校生の声と昭和西川代表のメッセージ
今回のプロジェクトについて、高校生からは、「世の中に出る商品を開発することが面白そうだと思い参加しました。商品ひとつを開発するのに、多くの人の時間と労力が掛かっている事を知りました。全員でひとつものを作り上げた達成感を感じられ、参加して良かったと思いました」や、
「自分自身が睡眠障害を持っていて、睡眠をもっと快適にしたいと思い参加しました。高校生メインでのプロジェクトでしたが、いろんな視点があり、それぞれ違う感想を持っていたので、聞くのが面白く感じました」、
「高校生で企業の方と一緒に取り組める機会はなかなか無いので、良い経験になると思い参加しました。グループワークの意見交換がスムーズに進むように昭和西川の方々が寄り添って進めてくれたので、とてもやりやすかったです。そのおかげで色々なアイディアが出てきて楽しかったです」といった声が届いた。
また、昭和西川代表は「(前略)今回のプロジェクトを通してSDGsや環境問題、健康づくりや企業活動等について深く考え、学習するきっかけとなると思っています。地域や社会、企業がお互いに目を向けることで、コミュニケーションの大切さを学び、より良い社会作りに繋げていきます。今後は良い社会の実現に社会との繋がりや開かれた学校づくりを実現し、本庄市や埼玉県への地域振興にも、より貢献していきたいと考えております」とメッセージを寄せている。
高校生が考えたアイディアを詰め込んだ「我流まくら フリクル」を試してみては。
ふるさとチョイス:https://www.furusato-tax.jp/city/product/11211
(角谷良平)