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岩手県洋野町のローカルメディアから、無料冊子『洋野の暮らしと人をもっと知る』発刊

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岩手県洋野町のローカルメディア『ひろのの栞』が、創設から数えて5冊目の冊子『洋野の暮らしと人をもっと知る』を3月25日(月)に発刊した。発行は岩手県洋野町、制作はfumotoで、価格は無料となっている。

手にとれる形で洋野の人と暮らしをアーカイブ

メディア創設以来、「洋野の暮らしと人をもっと知る」をコンセプトに、Webメディアの運営、冊子の発行、ひろのとつながる案内所「スタンド栞」の運営、企画展の開催などを行ってきた、岩手県洋野町のローカルメディア『ひろのの栞』。


冊子の発行は、企画展の図録なども含めると、今回の『洋野の暮らしと人をもっと知る』で5冊目となる。メディアのコンセプト自体を冊子のタイトルに据えた同誌には、これまでにWebメディアで公開してきた記事のうち選りすぐりの8本のアーカイブをメインコンテンツに、2本の対談やエッセイなども加えた。

洋野町の関係人口増加事業である『ひろのの栞』は、そのミッションのひとつに「情報の集約と共有の継続的な機会の創成」があると考えて活動してきた。公開してきた記事、発信してきた情報がある程度蓄積され、また、プロジェクトに関わってくれる町内外の人々との関係性が築かれつつあるこの段階で、手にとれる形で「洋野の人と暮らし」を一度アーカイブしたいと考え、2023年度発行の冊子はこのような内容、形式を選んだという。

ペーパーメディアのもつ機能や意味に立ち返る


今回の冊子でいうと、一冊の中に、行政の担当者との対談、デザイン面を担当するデザイナーたちとの対談、町内で暮らしやなりわいを営む人に寄せてもらったエッセイ、そして記事と、様々なコンテンツを組み込むことにより、1つの誌面から見える洋野、一冊を読み終えた時に浮かび上がる洋野のストーリーや、『ひろのの栞』がつくろうとしているコンテクストが見えてくることを重要視している。


それと同時に、Webメディア、ペーパーメディア、SNS、映像など、それぞれメディアに機能がある中で、改めてペーパーメディアのもつ機能や意味に立ち返ることのできる内容であることにも重点を置きながら制作を進行したという。

希望者には無料で冊子を郵送

4月1日(月)時点では、洋野町立種市図書館、洋野町立大野図書館、洋野町役場企画課(種市庁舎)、Cyg art galleryにて同誌を配布予定。遠方の人は、fumotoに連絡すれば郵送(送料無料)で送ってくれる。


また希望があれば、これまでに発行した過去の冊子『ひろのとつながるみなさまへ』(2022)、


『ゆい』『つぎ』(2022)、


『風土 -あしもとの風景をつなぐ展-』図録集(2023)も送付可能だという。

『ひろのの栞』の冊子を読んで、岩手県洋野町の魅力を再発見してみては。

ひろのの栞:https://hirono-shiori.jp/
冊子送付の申込:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScpiXu6MWrPvJZu63zcTdcY4IsySIszssIdhAZ-eZ-ZRFuehg/viewform?usp=sf_link

(佐藤ゆり)

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