インバウンド集客と移住促進を柱とした地方創生事業を行うBeAは、日本のまだ知られざるスポットや地域の情報を訪日台湾人旅行客に届けるオンラインメディア「JoyJapan揪愛日本」を4月23日(火)にオープンした。
あまり知られていない観光地をメインに紹介
親日国としても知られる台湾は、距離も近く、コロナ収束直後の2023年には韓国に次いで訪日客数が2位になるなど年々訪日客数は増えており、今後さらなる増加が見込まれる。
しかし、訪日台湾人旅行客の増加とは裏腹に、訪れる都市は東京や大阪、福岡や北海道などの主要都市に偏っており、地方へはなかなか足を運んでもらえていない状況だ。
この偏りの原因は、都市部の情報と比べて地方の情報の量が乏しく、訪日台湾人旅行客にとって情報を得る機会が極端に少ないこと。
そこで同社では、訪日台湾人旅行客に向け、まだあまり知られていない魅力的な観光地をメインに紹介し、地方への観光の機会を創出すべく「JoyJapan揪愛日本」を立ち上げるに至った。
ニーズを満たす充実した記事を掲載
今回公開された「JoyJapan揪愛日本」は、訪日台湾人旅行客向けの観光情報メディア。日本の主要な観光スポットだけでなく、まだ知られざるディープなスポットや地域を紹介する。
同メディアは、訪日台湾人旅行客のニーズを満たす充実した記事を配信する。これまで同社では、中国最大級の観光情報メディア「馬蜂窩(マーフォンウォー)」内で自社アカウントを運用、これまでに掲載してきた記事の累積閲覧数は180万を超え、多くのノウハウを蓄積してきた。
今回「JoyJapan揪愛日本」を運営するにあたり、訪日台湾人旅行客のニーズを満たす充実した記事を掲載することはもちろん、これまで培ってきたメディア運営や記事制作の独自ノウハウを最大限活用し、興味関心をただ高めるだけでなく、確実に来訪に繋がる仕組みをJoyJapan揪愛日本内で構築する。
クーポン発行機能を用意
さらに、メディアではクーポンを発行できる機能を用意する。記事で興味関心を持った訪日台湾人旅行客に対し、直接的に誘客や消費・利用の喚起を行える。また、宿や交通、アクティビティなどの予約をメディア内からワンストップで行えるよう、各種OTAとの連携も予定している。
そのほか、台湾における主要SNSであるInstagramとFacebookの独自アカウントを運用することで、多方向から日本に興味関心のあるユーザーを集め、ファン化させる。
今後は、富裕者層向けのサービスも展開
今後は、富裕者層向けに特化したコンテンツやサービスを展開し、日本ならではの高品質な体験や商品を台湾人富裕者層向けに提供、新たな顧客層を開拓していくという。
「JoyJapan揪愛日本」を通して、日本のまだ知られていない魅力を、台湾の人々にたくさん知ってもらい、日本各地に何度も繰り返し訪れてもらうことで、地方創生を推し進めていく。
訪日台湾人旅行客向け情報メディア「JoyJapan揪愛日本」を、この機会にチェックしてみては。
JoyJapan揪愛日本:http://joyjapan.tokyo
BeA:http://be-a.com
(江崎貴子)