「日本の未来を、あなたと創る」をビジョンに掲げるマイウェイは、役務に特化した新しい観光型ふるさと寄付システム「ふるさとGO」を4月22日(月)にリリースした。
サービス業の役務返礼に特化した「ふるさとGO」
「ふるさとGO」は、ふるさと納税を、品物ではなく観光地での飲食・レジャーなど、サービス業の役務返礼に特化した新しい(※1)ふるさと寄付システム。
役務の主要な部分が、地方団体に相当程度関連性のある「地場産品基準」(※2)をクリアし、自治体の承認を得た返礼となる役務のみを掲載している。
「ふるさとGO」では、現地のお店にあるQRコードをカメラで読み取る、又はNFCタグを利用することにより、自治体へ事前決済ではなく現地寄付を行うことができる。
また、美味しかったご当地グルメ店・良かった自治体などをアピールすることもでき、「地域のファン」としてふるさとを楽しむことができる。
おでかけで地方を元気に
コロナ禍を過ぎつつあるものの、原材料高騰や人手不足など、大手チェーンと異なり、地方の中小規模の飲食店や旅館などは、まだまだ厳しい経営状況に置かれているという(※3)。
そこで役務型ふるさと納税を活用することで、地方経済の活性化に寄与し、関係人口を増やし、観光集客の新しい形として、おでかけで地方を元気にする「ふるさとGO」が開発された。
「ふるさとGO」の開発にあたり、自治体である沼津市と三島信用金庫が協力。三島信用金庫は、返礼事業者の開拓を通じて、今後も応援していくという。
「ふるさとGO」第1弾は静岡県沼津市
「ふるさとGO」は、第1弾として静岡県沼津市からスタート。
沼津市の飲食店「すし処 古川」「すし処京丸」「うなぎ処 京丸」「山正本店」「山正hanare」「山正沼津南店」「かねはち」「あやみ屋」を掲載している。
注目は、沼津魚市場すぐそばの「すし処 古川」。沼津港場外に店舗を構え四半世紀。市場直送の新鮮素材で、にぎり、刺身、揚げ物、煮物、焼き物といった、その素材が引き立つ調理を行っている。
沼津市のふるさと納税担当者のコメント
沼津市のふるさと納税担当者は、「沼津市には、駿河湾の新鮮な海産物や自然の恵みであるお茶や蜜柑など自慢の特産品が数多くあります。また沼津港や沼津御用邸記念公園などの人気観光地を有するほか、沼津アルプス登山やスキューバダイビングなどアクティビティ、最近では『ラブライブ!サンシャイン!!』の聖地巡礼など、ここでしか楽しめない“体験”もたくさんあります。
『ふるさとGO』は、旅先で気軽にふるさと納税ができる新しいサービスです。活用すれば、旅の満足度が高まり、その街への愛着が増すことでしょう。『ふるさとGO』をきっかけにして、たくさんの方が沼津に訪れてくれたら嬉しいです(後略)」とコメントしている。
三島信用金庫の担当者のコメント
また、三島信用金庫の担当者は、「三島信用金庫では、役務特化型ふるさと納税サイト『ふるさとGO』を活用した地域観光産業活性化を応援します。直接返礼型ふるさと納税が拡大することで、よりつながりの深い関係人口が創出され、地域の稼ぐ力が向上することを期待します。また、地域に根差した企業の成長の機会となるように地域企業をサポートします」と話している。
今後も「ふるさとGO」では観光形のふるさと納税である役務型ふるさと納税の認知と、ご当地の金融機関と協力した体制を取り、地方観光の発展に貢献していくとしている。
観光型ふるさと納税寄付システム「ふるさとGO」で、沼津市のグルメを堪能してみては。
ふるさとGO URL:https://furusato-go.jp
※1:従来のチケット型ではない役務そのものが返礼となる新しい形となる。ビジネスモデル特許出願済み(特願2023-22382)法令遵守のため物品を混在せず役務専門に特化した特徴を有する。
※2:役務の場合、2つの要件「区域内において提供される役務」「主要な部分が当該自治体に相当程度関連性がある」が必要になる為、返礼希望事業者は申請する自治体へ「ふるさとGO」を通して2つの要件を記載し申請する。
※3:東京商工リサーチ 「すし店」の倒産が増勢の兆し 2024年1月の「すし店」倒産は5件:https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1198360_1527.html
(yukari)