ライフケア・ビジョンが運営する高齢者向け賃貸マンションのシニアアップデートマンション「Life Care Suita(以下、ライフケア吹田)」の入居申込が半数を超えた。

アクティブシニアの日(※1)である5月6日(月・祝)に、「高齢者賃貸マンションでの暮らし」について、入居者座談会を実施。今回は、そこで寄せられた意見もあわせて紹介する。

コミュニティづくりと安心の見守り設備

「ライフケア吹田」では、1階にあるテラスを、入居者と地域の交流の場として活用。多目的スペースWAIKIとして、「いきいき百歳体操」「スマホ教室」「子ども食堂」「WAIKIカフェ」など、多種多様なイベントを開催している。

これらのイベントで入居者は新たなコミュニティに溶け込み、社会参加や、新しい趣味や生きがいを見つけることができるのだそう。

また、見守りサービスも充実。入浴者の呼吸や脈拍の体動を自動でモニタリングし、異常があれば自動で急速排水するほか、近くの「見守りセンター」から音声による安否確認を行い、応答がなければ緊急通報(119番)を行う仕組みを構築している。

このほか、居室内に緊急コールや睡眠センサーを設置。毎月の月額費用に上乗せする形でこれらの見守りサービスを受けることが可能だ。

入居者の声

入居者座談会では、「高齢者賃貸マンションでの暮らし」について、以下のような意見が寄せられた。

「私は独身ですし、いままでは母と暮らしていたので、一人暮らしが初めてで心配だったんです。住んで3ヶ月になりますが、集まって住むという安心感と、WAIKIのイベントがあるから、安心して住めています」

「1階でやっている体操に参加しています。自由参加なので楽しく続けられています。私はマンション暮らしが初めてなので、イベントに参加することで、住んでいる方とお話できてうれしいですね」

シニアの賃貸住宅事情

R65の調べ(※2)によると、65歳以上の高齢者の4人に1人以上(26.8％)が、「年齢を理由とした賃貸住宅への入居拒否」を経験しているという。

シニアアップデートマンションの入居者の中にも、転居を検討したものの、年齢を理由として賃貸契約、物件購入を断られた人が多数いるのだとか。

一人暮らしをする高齢者の増加は社会問題となり、3月には国土交通省が単身高齢者の住居確保に向け、見守りサービスを常設する「居住サポート住宅」制度を創設する、住宅セーフティネット法の改正案が閣議決定(※3)された。

こうしてみると、高齢者の住宅問題は、団塊の世代が後期高齢者となる2025年を前に社会課題として立ちはだかっているようだ。

介護施設運営のノウハウを持つライフケア・ビジョンは、高齢者が安心して暮らせる建物というハード面だけでなく、コミュニティづくりというソフトの面からも暮らしを支え、人生100年時代の新しい暮らしを提案していく。

アクティブシニアがイキイキと集う「ライフケア吹田」をチェックしてみては。

■シニアアップデートマンション Life Care Suita(ライフケア吹田)
所在地：大阪府吹田市内本町3丁目25-16
構造：鉄筋コンクリート造地上8階建
総戸数：42戸(専有面積：27.92㎡～31.35㎡・1DK・1LDK)
月額料金：8.2万円～10.1万円(賃料・共益費)
見守り利用料(オプション)：3万円
入居時費用：敷金・礼金なし(ペット同居の場合賃料1か月分)
URL：https://updatemansion.com/

※1 5月6日アクティブシニアの日は、タカラベルモントが設立した記念日
※2 高齢者の住宅難民問題に関する実態調査(2023年)より
※3 https://www.mlit.go.jp/report/press/house07_hh_000276.html

(Higuchi)