京都信用金庫は、祇園祭山鉾連合会が実施する「【寄附型】新たな困難を乗り越え、2024年『京都祇園祭山鉾行事』サポーター募集」のクラウドファンディングにおいて、リターンの一つである「特別観覧会」の会場として、共創施設QUESTIONの一部を無償提供する。
祇園祭を後世につないでいくために
京都の、そして日本の夏を代表する催し祇園祭。インバウンドが本格的に回復し、国内外から多くの人が訪れるこの催しを安全・安心に執り行うために、多くの人的、そして金銭的な負担が発生している。
そこで、地域の人々とともに祇園祭を後世につないでいくための取り組みとして実施されるのが、今回のクラウドファンディングだ。
同様のクラウドファンディングは、2017年に京都信用金庫が祇園祭山鉾連合会に提案したことからスタートした。過去7回の実施では延べ7,700人以上の人から、8,400万円以上の支援が集まっている。
また、祇園祭で排出されるごみの減量と散乱ごみの防止を目指すプロジェクト「祇園祭ごみゼロ大作戦」には、過去6回で延べ580人以上の京都信用金庫の職員がボランティアとして参加するなど、多方面から祇園祭運営のサポートに取り組んできた。
空調完備の快適な空間で祇園祭を満喫!
今回のクラウドファンディングにおいて京都信用金庫は、支援者へのリターンの一つである、前祭・後祭それぞれの「特別観覧会」の会場として、共創施設QUESTIONの3・4階に位置する多目的スペース「Community Steps」を提供している。
現在、前祭巡行の「特別観覧会」の寄付は終了。後祭巡行の「特別観覧会」の寄付の期限は6月27日(木)の24:00となっている。
ガラス張りの会場からは、祇園祭のハイライトである「辻回し」を眼下に望むことができ、京都文化博物館の学芸員による解説も予定。空調完備の快適な空間で、祇園祭を満喫することができる。
また、特別観覧会終了後には8階のコミュニティキッチン「DAIDOKORO」にて、京野菜などの夏の京都を感じられる食事、地酒やソフトドリンクなどを楽しむ時間も設けられている。
共同記者会見を実施
5月21日(火)には、特別観覧会の会場であるQUESTION「Community Steps」にて、祇園祭山鉾連合会、Makuake、京都信用金庫の3者による共同記者会見が行われた。
京都信用金庫はこれからも、京都が誇る伝統行事である祇園祭の持続可能な運営に向けたサポートを継続していくという。
祇園祭を後世につなぐためのクラウドファンディングに、注目してみては。
Makuake:https://www.makuake.com
プロジェクト名:【寄附型】新たな困難を乗り越え、2024年『京都祇園祭山鉾行事』サポーター募集
(yukari)