北海道標津郡中標津町のハッピーツリーが手がける洗濯製品ブランド「とみおかクリーニング」は、割烹着を新たな「家事服(KAJIFUKU)」としてデザインし、5月24日(金)に発売した。
わざわざ行きたくなるクリーニング店
「とみおかクリーニング」は、戦後まもない1950年、北海道東部に位置するのどかな酪農の町「中標津町」に誕生した。着物の洗い張りからはじまり、たくさんの「衣類」を扱ってきた。現在は、ECサイトのほか、道内にクリーニングと物販の併設店である直営店を、中標津町に3店舗、旭川エリアに3店舗、札幌に2店舗を構えている。
これまでのクリーニング店舗のイメージを覆したいとの思いから、店舗を改装し、洗濯や家事にまつわる日用雑貨も販売。衣類を預けて仕上がったら取りに行くだけの場所から、「わざわざ行きたくなるクリーニング店」に生まれ変わった。
クリーニング工場で使っている業務用洗剤を家庭用に商品化し、酪農の町にちなんで粉洗剤をミルク缶に入れて販売するなど、生まれ故郷である北海道・中標津町らしさを成分やデザインで加えている。手に取った人の毎日の家事が少し楽になったり、楽しくなったり、時おりくすっとしてほしいとの思いが込められている。
制服が評判となり初代割烹着を商品化
まだ和装が主流だった時代、着物を汚れから守る現代のエプロンの役を担っていた「割烹着」は、昭和後期頃まで活躍していた。エプロンとは違うデザイン性で、羽織のように腕や肩回りのほか全体を汚れから守る機能性もあり、長く愛されてきた日本の作業着だ。
2014年にPOPUP出店の際、スタッフが縫製した割烹着を制服に採用したところ、来場者から「それ売っていないの?」と評判になり、2015年に商品化。以来生地とデザインを進化させ、家事が快適に楽しくなるようにデザインした新たな割烹着を、10年目となる今回「家事服」として新発売した。
丈夫で速乾性が高くて軽い生地を採用
「とみおかクリーニングの割烹着/KAJIFUKU」13,200円(税込)の生地は、綿素材より丈夫で、速乾性が高く、驚くほど軽いマックローリーという機能素材を採用。汗をかいても不快なべたつきがなくサラッとしており、タウンユースからアウトドアシーンまで活躍できる素材で、着用の負担が軽減される。ナイロン100%でありながらやわらかな風合いと天然素材ライクなナチュラルな表面感が特徴で、洗濯後のしわも気にならない。
どの家事にもフィットする機能性
また、撥水加工が施されているので水や汚れを弾きやすく、掃除機がけ、床の拭き掃除、洗濯物干し、トイレ掃除に庭掃除など、あらゆる家事にフィットする。
袖をまくる動作も多いことを想定した長めのリブ袖は、適度なしめつけでずり落ちにくい。
メガネ、印鑑、ボールペンなど、なんでも一旦収納できる大きめのポケットが両脇にあり、スマホ専用のポケットも別付け。ポケットの上部には手ぬぐいかけもあり、カラビナなども装着可能になっている。
工夫が施されたデザイン
全体的にゆったりとしていながら、立ち姿は野暮ったく見えないデザインで、裾はフラット、ユニセックス着用できるフォルムとなっている。また、動きの多い腕や肩が窮屈にならないよう、ドロップショルダーであらゆる動きにゆったりフィット。
背中のボタンは上部3カ所にし、立ったり、しゃがんだり、座ったりと、忙しい動きにも負荷がかからないよう工夫されている。フリーサイズでカラーはベージュとネイビーの2色。
家事服にもまた外出着としても、安心して着用することができる。
発売記念に手ぬぐいプレゼント
「とみおかクリーニングの割烹着/KAJIFUKU」の発売記念として、デザインの一つであるポケット上部のタオル掛けにちなみ、ECサイトではとみおかクリーニングの復刻ロゴ手ぬぐいを100着限定でプレゼントしている。
復刻ロゴはクリーニング店の創業当時のもの。かつて和装用エプロンであった割烹着に、昔ながらの手ぬぐいをあわせた企画となっている。興味のある人は、早めに手に入れよう。
家事作業に合わせデザインした「とみおかクリーニングの割烹着/KAJIFUKU」で、毎日の家事を楽しんでみては。
とみおかクリーニングURL:http://www.tomioka-group.co.jp
(山本えり)