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【東京・大阪・札幌】全国から約140校が参加!「地域みらい留学」の合同学校説明会を3都市で開催

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地域・教育魅力化プラットフォームは文部科学省、総務省、内閣府、島根県教育委員会から後援を受け「地域みらい留学 高校進学フェス」を開催する。

6~9月にかけ、東京・大阪・札幌にて全7日にわたって開催。この合同学校説明会では、「地域みらい留学」に参画する全国約140校の公立高校が生徒や保護者に向けて学校や地域の魅力を紹介する。

高校進学の選択肢を広げる「地域みらい留学」


「地域みらい留学」は、居住する都道府県の枠を越えて、生徒が全国各地の魅力ある公立高校に進学できる仕組み。高校進学の選択肢を広げ、子どもたちにさまざまな学びの環境を提供し、それと同時に過疎地域の少子高齢化、人口減少問題の解決を目的としている。2018年よりスタートし、生徒と高校、そして地域をつなぐ日本初の仕組みとして全国に活動を広げている。


「地域みらい留学」で生徒を受け入れる高校は年々増加。2024年4月末時点で、全国35道県約140校が留学先として登録されている。留学先の学校は北海道から沖縄まで、その土地に密接した多種多様な教育カリキュラムを備えて生徒を受け入れている。


「地域みらい留学」を経験した卒業生は「人間関係を築くことが苦手で自信が持てなかった私は、今までとは違う環境で様々なことにチャレンジしたいという思いから、県外進学を決意しました。瀬戸内のハワイと言われる周防大島での3年間は、学校・寮生活で人との出会いに恵まれ(中略)地方創生に携わりたいという夢を見つけました。一歩を踏み出すきっかけを与えてくれた島に感謝し、これからもいろいろな景色を見ていきたいと思います」と語っている。

現地の生徒・卒業生から直接話が聞ける貴重な機会


「地域みらい留学 高校進学フェス」では、留学先の高校がブースを出し、学校生活や地域の様子について現地の先生・生徒・卒業生などから直接話を聞くことができる。気になっている学校のことを詳しく知ることができるほか、会場内での偶発的な出会いから留学先を決める例も。学校と留学検討者の双方向のコミュニケーションで学校や地域への理解を深めることができる。

説明会には、北海道から沖縄まで日本全国から留学先の学校が集まる。今回の参加学校数は、2018年の取り組みスタート以来最多だ。この規模の学校説明会は日本でも最大級。まだ留学先のイメージがついていない中学生にとって大きな出会いの場になるだろう。


イベントでは、現地で過ごす留学先の学校の先生や生徒、コーディネーターがブースで対応。各学校や地域の魅力はもちろん、寮や下宿先での暮らしのような細やかなところまで直接質問できる。一度の会話で多くの疑問や不安を解消できる機会だ。

また、留学経験者の話を聞き、質問もできるイベントを開催。留学生活で楽しかったことだけでなく、苦労したことなどリアルなエピソードも聞けるという。地域みらい留学を経た心情やキャリア観の変化を話してくれる先輩もいる。

例年、単に学校情報を提供する場にとどまらず、中学生やその保護者が未来についての考え方を深める場にもなっている。またブースを出す学校にとっては、多くの生徒の声や反応を直に聞ける機会にもなる。このように、双方の新たな価値創造を叶えるイベントとして毎年好評だという。

「地域みらい留学 高校進学フェス」概要

「地域みらい留学 高校進学フェス」は、東京(2会場)、大阪、札幌の4会場で7日間の開催が予定されている。

6月29日(土)・30日(日)には東京流通センター、7月20日(土)・21日(日)にはホテルフクラシア大阪ベイ、7月27日(土)には札幌市男女共同参画センター、8月24日(土)・25日(日)には国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催される。いずれも参加費無料、事前登録制だ。フェスの詳細や予約については、下記URLから確認を。

「地域みらい留学」に少しでも興味のある家庭は、この機会に参加してみては。

「地域みらい留学 高校進学フェス」詳細ページ:https://c-mirai.hp.peraichi.com

(田中彩文)

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