兵庫県川西市では、小田井涼平さんが「かわにしふるさと大使」に就任した。また、学校の部活動の団体の中で48団体を「地域クラブ」に認定し、5月から体験活動を開始している。詳細をみていこう。
小田井涼平さんが「かわにしふるさと大使」に就任
兵庫県川西市出身で、現在、タレント・俳優として幅広い分野で活動していて、歌謡グループ・純烈の元メンバーである小田井涼平さんが、市のPRを担う「かわにしふるさと大使」に就任。就任式が、6月3日(月)に川西市役所で行われる。
■2024年で市制70周年!
川西市は、2024年が市制70周年の節目の年となるため、これまで「源氏のふるさと大使」として市出身の著名人が活躍していた仕組みを、新たに再構築することとした。
「かわにしふるさと大使」は、市の歴史、芸術、文化、産業等を広く宣伝するとともに、市に関する情報等の交換を行い、市のイメージアップ及び観光の振興を図るために任命。
今回、新たに小田井涼平さんが、「かわにしふるさと大使」に就任することになった。
「かわにしふるさと大使」となる小田井涼平さんは、今後テレビや雑誌といった様々な機会を通じて市の魅力をPRし、市政の推進に協力していく。
■小田井涼平さんのプロフィール
兵庫県出身の小田井涼平さんは、1971年生まれ。2002年『仮面ライダー龍騎』にて仮面ライダーゾルダ・北岡秀一役で俳優デビューした。
2007~2022年はムード歌謡コーラスグループ・純烈として活動し、NHK紅白歌合戦に5年連続出場。2022年の第73回NHK紅白歌合戦を最後に純烈を卒業し、現在は、タレント・俳優として、旅番組のロケで全国を飛び回り、地元の人たちと触れ合うレポーターを中心に、ミュージカルやドラマ、情報番組のコメンテーターなど幅広く活躍している。
小田井涼平さんの「かわにしふるさと大使」としての活動をチェックしよう!
川西市 ホームページ:https://www.city.kawanishi.hyogo.jp/
48団体を「地域クラブ」として認定
また、川西市では、学校の部活動を社会移行させるために、3月に募集を行った活動団体の中で、48団体を「地域クラブ」として正式に認定し、5月から体験活動を開始している。
■学校の部活動を「地域クラブ」に移行
川西市では、学校部活動に対する子どもたちのニーズの多様化や、少子化に伴う顧問となる教員の減少等の課題に対応するため、これまでの部活動の在り方を見直し、2026年度を目処に「地域クラブ」としての活動へと移行する。
3月に初めての募集を行い、その結果、地域の文化・スポーツ関係者、NPO団体、民間事業者などから多くの応募があり、市教育委員会や各中学校との面談を経て、48団体を地域クラブとして正式に認定した。5月中を目安に体験活動を行っており、6月から本格的な活動を開始する。
■2回目の募集は7月上旬
また、地域クラブの2回目の募集は、7月上旬に募集開始を予定しており、1回目と同様に、応募があった「地域クラブ」の審査を行い、9月初旬を目安に運用開始を予定している。
川西市では、今後も引き続き、「地域クラブ」として子どもたちの活動を支援してもらえる団体を広く募集していきながら、これまで部活動で行ってきたスポーツ・文化芸術活動に加えて、今まで体験できなかった新しい活動の機会をつくり、社会全体で子どもの活動を支える仕組み作りをめざしていくという。
川西市の「地域クラブ」の取り組みに注目してみては。
詳細ページ:https://www.city.kawanishi.hyogo.jp/kyoiku/1019540/1019541/index.html
(yukari)