トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

LOCAL

【岐阜県多治見市】“幸せのかけら”をテーマにした作品を発表する展覧会「永見夏子とモザイク展」開催

このエントリーをはてなブックマークに追加


多治見市モザイクタイルミュージアムの3Fギャラリーにて、6月1日(土)~9月1日(日)の期間、癒やしの世界を展開した作品を描くイラストレーター・永見夏子氏による展覧会「永見夏子とモザイク展」が、「幸せのかけら」をテーマに前・後期に分けて開催中だ。

平和で幸せな世界が作られていくイメージを表現

二科展デザイン部イラストレーション部門7回入選(1998年は大賞受賞)、『あらいぐまラスカル』や『赤毛のアン』などの世界名作劇場のキャラクターをリデザインした、イラストレーター・永見夏子氏。


今回の展覧会では、永見氏の作品のテーマの一つでもある「Peace(平和)」と、「Piece(タイルの一片)」を繋げ、さまざまなかけらが集まることで、平和で幸せな世界が作られていくイメージを、イラストやモザイク作品を通じて「幸せのかけら」として表現する。

前・後期に分けて作品を展示


前期6月1日(土)~30日(日)では、「ラスカルと幸せのかけら」を副題とし、永見氏が日本アニメーションで描いている『あらいぐまラスカル』のイラストと、その絵柄を使用したタイル作品を展示。後期7月2日(火)~9月1日(日)では、「モザイクアーティストとの共鳴」を副題とし、永見氏のオリジナル作品と、モザイクアーティスト作品を展示する。

「永見夏子とモザイク展」は、常設展観覧料の一般310円・団体250円で観覧可能だ。

プレス発表会&サイン会を開催


5月31日(金)には、展覧会「永見夏子とモザイク展」を前に、永見夏子氏と、多治見市モザイクタイルミュージアムの岩井利美館長による、プレス発表会が開催された。

同展覧会の開催にあたり「最初に多治見市さんから展示会のお話を頂いたときにはモザイクタイルと自分の作品との接点がはっきりと見つけられなかった」と明かした永見氏。しかし、「今年の初めに多治見市に足を運んでミュージアムさんでタイルや作品を拝見し、街中のタイル装飾などを見つけたりしているうちに自分の作品とのコラボレーションのアイデアが湧いてきました」という。「ラスカルとモザイクの新しい組み合わせを楽しんでもらえたら嬉しいです」とコメントを寄せた。

岩井館長は、「(前略)今回の展示会を実施するにあたって永見さんにも多治見に足を運んでもらってモザイクタイルの魅力などを感じていただき、今回の展示に合わせてラスカルのイラストとタイルとのコラボレーション作品を制作していただくことができました」とコメント。

永見氏の作品を一足先に鑑賞したそうで「私も展示会場で作品を見ていると永見さんの世界感にどっぷりと浸ることができました。皆さんにも感じていただけると思います」と太鼓判を押した。


さらに、これから来場する人々に向けて「展示会場にはフォトスポットも用意しております。永見さんの作品と一体化できると思いますので会場にお越しの際は是非ともご体験ください」とメッセージを送った。


6月1日(土)には、「永見夏子とモザイク展」の特別展示企画「ラスカルと幸せのかけら」の開催を記念して、永見氏のサイン会を開催。サイン会には、ラスカルファンや子ども連れの家族など約50人が参加し、ラスカルとモザイクタイルの展示会を楽しんだようだ。

タイルを使ったスペシャルな企画も

今後、7月13日(土)・14日(日)には、永見氏が同展のために描いたイラストを転写タイルとして用意し、専用のパネルに配置して、そのまわりをモザイクタイルで彩り、自分だけのラスカルの住む世界を作ることができるスペシャルな企画「タイルでラスカルの住む世界をつくろう!」を開催。詳しくは、多治見市モザイクタイルミュージアムに問い合わせしてみよう。

小さなかけらが集まることでどんな世界が展開されるのか。「永見夏子とモザイク展」で、モザイクタイルの楽しい世界と、永見氏による「幸せのかけら」をテーマにした作品たちが織りなす癒やしの空間を楽しんでみては。

■多治見市モザイクタイルミュージアム
住所:岐阜県多治見市笠原町2082-5
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料:一般310円・団体250円
※高校生以下無料、障がい者手帳を持っている人及び付き添い1名無料
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
URL:http://mosaictile-museum.jp

© NIPPON ANIMATION CO., LTD.

(佐藤ゆり)

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事