子ども向け動画制作スクールを運営するFULMAは、全国の小中学生を対象に、「全国小中学生動画コンテスト FULMA Creator Awards 2024」の動画作品の募集を開始した。
才能溢れる小中学生のクリエイターを発掘
「全国小中学生動画コンテスト FULMA Creator Awards」(フルマクリエイターアワード)は、次世代を担う小学生・中学生から才能溢れるクリエイターを発掘、育成し、子どもと社会をつなぐ、小中学生向け動画制作コンテストだ。
応募作品は、「考える力」「伝える力」「つくる力」の3つの項目から審査。特に優秀な10作品は、日本科学未来館 7階 未来館ホールでの最終審査会で表彰される。
各賞の紹介
「全国小中学生動画コンテスト FULMA Creator Awards」では、最も優秀な作品を制作したクリエイター1組に最優秀賞として賞金10万円、優秀な作品を制作したクリエイター2組に優秀賞として賞金5万円を贈呈。
そして最終審査会で、現地・オンライン観覧者の投票で選ばれた1作品には、オーディエンス賞としてクリスタルトロフィーが贈られる。
ファイナリスト10組から選出される協賛企業賞では、ソニー賞1組にVlogカメラ「VLOGCAM ZV-1F」、KDDI賞1組にKDDI動画制作参加権、ワコム賞1組にWacom One 12 液晶ペンタブレットが贈呈される。なお、ウーム賞1組に贈られる商品は現在調整中となっている。
また、上位10組のファイナリスト全員に、TOP10メダルと、協力企業からの副賞として、チロルチョコ120個、ポカリスエット500mlペットボトル1ケースが贈られる。
さらに特別賞として、3作品応募特別賞の受賞者は、最終審査会でクリエイター名が発表される。ショート動画賞1組と学年賞8組には、特別記念品が贈呈される。
加えて、参加者全員に贈呈される参加賞として、応募した人全員に、作品へのコメント付きの参加証明書が贈られる。受験等で使用する内申書に記載する、課外活動の証明としても使用することができる。
募集概要
作品の募集期間は、6月1日(土)〜9月1日(日)13:00の期間。
募集作品は、企画・撮影・編集等、小中学生が制作した3分以内の動画作品で、縦型動画や1分以内のショート動画もOK。ジャンルは自由だ。
参加資格は、生年月日が2009年4月2日〜2018年4月1日の人で、6月現在、応募者または応募チームメンバー全員が小学生または中学生であること。
応募規定や応募方法の詳細は、コンテストウェブサイトで確認しよう。
審査員を紹介
審査員を務めるのは、安藤桃子氏と上田慎一郎氏。
安藤桃子氏は、ロンドン大学芸術学部を卒業。2014年に自ら書き下ろした長編小説『0.5ミリ』を映画化し、報知映画賞作品賞、毎日映画コンクール脚本賞、上海国際映画祭最優秀監督賞などを受賞した。
高知県移住後、子どもたちの未来を考える異業種チーム「わっしょい!」などを立ち上げた。また、2023年11月には、映画を通じて心と文化を伝える「キネマ ミュージアム」が高知市にオープンするなど、多岐にわたり活動中だ。
上田慎一郎氏は、中学生の頃から自主映画を撮りはじめ、高校卒業後も独学で映画を学んだ。
初の劇場用長編『カメラを止めるな!』は、上映館数が2館から350館へ拡大と異例の大ヒットを記録した。また、縦型短編監督作『レンタル部下』がTikTokと第76回カンヌ国際映画祭による「TikTokShortFilm コンペティション」でグランプリを受賞。
最新作となる劇場長編映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』が、11月に公開の予定だ。
FULMAの活動
FULMAは、2016年から動画制作とネットリテラシーに特化した教育プログラムを小中学生向けに提供してきた。
これまでにのべ5,000人以上の受講生に対して、動画制作を通じて新しい価値を創造する力と実践的なネットリテラシーを学ぶ授業を実施。FULMAのネットリテラシー教育は、全国の公立・私立小中学校の課外授業として取り上げられ、高い評価を受けている。
この機会に、「全国小中学生動画コンテスト FULMA Creator Awards」をチェックしてみては。
コンテストウェブサイト:https://fulma-creator-awards.com/
■最終審査会会場/日本科学未来館 7階 未来館ホール
住所:東京都江東区青海2-3-6
URL:https://www.miraikan.jst.go.jp
※内容は6月1日現在の内容。事前の告知なく変更・追加が発生する可能性がある。
(yukari)