PLANETARYが運営するコンポストのセレクトショップ「コンポストフレンズ」では、古いりんご箱を活用してキエーロ型コンポストを作るワークショップを、8月4日(日)に開催する。定員は4組で、Webサイトにて申し込みを受付中だ。
簡単に使えるキエーロ型コンポスト
キエーロ型コンポストとは、神奈川県葉山町の松本信夫さんが考案した、太陽と風と土の力で生ごみを分解するしくみのコンポスト。電気を使わず、中身の土の交換も不要なためランニングコストなしで使うことができる。
特徴は、太陽の光を通す透明なふたがついていることや、サイドに風を通す隙間があること。生ごみを入れ続けても、中身の土が増えずに分解が続くため、基材交換の必要がなく、手間がかからない。また、虫が来にくいのもポイントだ。
簡単に使えて失敗も少ないことから、全国にユーザーが広がっているのだそう。
ワークショップ概要!初心者も歓迎
今回のワークショップでは、古いりんご箱をベースにキエーロ型コンポストを手作りする。
材料は事前にカット、塗装をしてあるため、木工初心者でも簡単に組み立てができるそうだ。また、必要な工具も用意してあり、手ぶらで参加できるのもうれしい。
完成品は、幅76㎝×奥行45㎝×高さ43㎝というサイズ感。長持ちするよう、りんご箱の板を内側から補強していることや、サイドの隙間に網を貼り、虫や小動物が入りにくいようにしていることが特徴だ。
料金は、りんご箱キエーロ作成用フルキット(塗装済み)+工具レンタル代+ワークショップ参加費+コンポストミニ講座で14,080円。通常料金17,600円(税込)のところ、今回は夏休み企画で20%OFFとなっている。
なお、居住地域の自治体の生ごみ処理機助成金を使用可能。多くの自治体が、3,000~5,000円の助成金を出しているそうなので、活用してみては。
コンポストの魅力を伝える「コンポストフレンズ」
「コンポストフレンズ」は、東京都稲城市の平尾団地商店街内に、6月に開店したコンポストのセレクトショップ。ゼロウェイストライフを楽しめるのに加えて、元気な野菜の栽培・気候変動対策・防災インフラなど様々なメリットを持つコンポストの魅力を発信している。
コンポストのある暮らしを楽しむことをコンセプトに、キエーロ型オリジナル商品「森のコンポスト」を始め、バッグ型コンポスト(AgriPoucherコンポストキット)や木製の「樹えりーぼっくす」など、使いやすくておしゃれなコンポストを取りそろえている。
また、コンポストライフに欠かせないグッズや書籍をオンラインショップと実店舗で販売。さらに、コンポスト講座やワークショップも開催している。
同店のミッションは、コンポストユーザーを広げ、循環型社会を実現することだ。
家庭から出る生ごみを自分の手で簡単にリサイクルできるコンポストを暮らしに取り入れてみては。
■ワークショップ概要
日時:8月4日(日) 13:00~16:30
場所:コンポストフレンズ店内
住所:東京都稲城市平尾3-1-1-35棟-109(平尾団地商店街内)
定員:4組
申込みURL:https://compostfriends.jp/products/%E3%82%8A%E3%82%93%E3%81%94%E7%AE%B1%E3%82%92%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB-%E6%89%8B%E4%BD%9C%E3%82%8A%E3%82%AD%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97
(Higuchi)