千葉県市原市では、「市原版ヒヤリハットマップ」を作成した。また、「いちはら子ども未来館(weほーる)」の来館者数が、2万人を突破したことを発表した。詳しい情報をみていこう。
「市原版ヒヤリハットマップ」を作成
市原市では、トヨタ・モビリティ基金及び豊田都市交通研究所と連携して、児童・生徒などから通学通勤時等のヒヤリハット体験を収集し、その結果をリスク評価した上で「市原版ヒヤリハットマップ」を作成した。
■ヒヤリハット体験のあった箇所を危険度別に色分け
「市原版ヒヤリハットマップ」の作成に当たり、市内全40小学校の4、5、6年生とその保護者、全21中学校の1、2、3年生とその保護者、市役所、市内全小中学校、民間11事業者の従業員等の合計29,014人を対象に、通学通勤時等のヒヤリハット体験を収集。
そして、ヒヤリハット体験のあった箇所3,436件を危険度別に色分けして、地図上に表示している。体験箇所をクリックすると、個々のヒヤリハット体験の内容が表示される。
■「市原版ヒヤリハットマップ」の今後の活用手段
今後は「市原版ヒヤリハットマップ」を、小中学校で実施している指定通学路の点検時や、小中学校や各家庭における交通安全教育に活用。
また、ヒヤリハットの危険度が高い通学路等の対策や改善を検討する際にも活用していくという。
「市原版ヒヤリハットマップ」を毎日の生活に役立ててみては。
市原版ヒヤリハットマップ 詳細ページ:https://www.city.ichihara.chiba.jp/article?articleId=6622158377b1bf4205140f59
無料で気軽に利用できる子育て支援施設
また市原市は、子ども・子育て支援の総合的な拠点施設として4月1日にオープンした「いちはら子ども未来館(weほーる)」の来館者数が、20,000人を突破したことを発表した。
「いちはら子ども未来館」では、4月1日~5月28日の期間の来館者数が20,587人だった。
来館者アンケートによると、「登録もなく気軽に来られる」「無料で質の良いおもちゃが沢山」「土日もやっているのが本当にありがたい」「子どもに慣れているスタッフの方が多くて安心」「子ども用トイレもあり、利用しやすい」といった声が届いている。
■過去に開催されたイベント
「いちはら子ども未来館」で4月14日に開催されたオープニングイベントには、3,721人が参加。「いちはら子ども未来館」を知ってもらうため、ヒーローショー、ストリートピアノ、子育てタレント講演会、遊具体験、クイズラリーなどが行われた。
4月17日・25日に開催された「Baby Club」には、15人が参加。保育士や看護師が中心となって専門的な相談や質問を受けながら、参加者同士がコミュニケーションを取る機会が設けられた。
また、4月15日・22日・29日に開催された「なかよし工作」には、75人が参加。子育てサロンで子どもと工作を楽しむかたわら、保護者が「いちはら子ども未来館」の保育士や看護師に、日々感じている悩み事をつぶやくように話す姿も見られたという。
■今後開催される主なイベント
今後は、7月1日(月)の11:00~11:45に、「あつまる☆つながる リアル&オンライン」を開催。
8月3日(土)・4日(日)の13:00~17:00には、「こどもおしごとらんど」が開催される。
詳しい情報は、「いちはら子ども未来館」公式ウェブサイトで確認を。
また、このほかにも、市原市では子育て世代に向けた様々な施策を行っている。
「いちはら子ども未来館」で開催されるイベントや、市原市の子育て支援に関する施策に注目だ。
いちはら子ども未来館 公式ウェブサイト:https://www.we-hall.jp/
いちはらの子育て・教育関係おすすめ情報 URL:https://www.city.ichihara.chiba.jp/article?articleId=62cc030c958ba07588af064b
(yukari)