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【岡山県】今後の教育について共に語らう「高梁で“未来の学び”について対話する会」開催

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アスノオトが運営する「さとのば大学」は、これからの時代を共に創っていくための学びのあり方を考える書籍『学び3.0―地域で未来共創人材を育てる「さとのば大学」の挑戦―』を今年4月に発売した。これを記念し、7月18日(木)の18:00~19:30に、岡山県高梁市の教育に携わる人々、保護者、生徒、まちの人々と共に、これからの教育について共に語らうイベント「高梁で“未来の学び”について対話する会」を、高梁市立図書館で開催する。

「さとのば大学」とは

「さとのば大学」は、キャンパスを持たず、地域に暮らしながら実践するプロジェクト学習を主軸に置く新しいスタイルの大学。2019年に社会人向けの市民カレッジとして設立し、2021年からは通信制大学とのダブルスクールで学士の取得を目指せる4年制プログラムもスタートした。

先進的なまちづくりに取り組む全国15地域と連携し、学生は1年間ずつ自らのテーマに沿った地域へ移り住む。7月時点での連携地域は、北海道名寄市、秋田県五城目町、宮城県女川町、福島県南相馬市、石川県加賀市、石川県七尾市、埼玉県横瀬町、長野県長野市、岐阜県郡上市、京都府内各地、島根県海士町、岡山県西粟倉村、徳島県三好市、宮崎県新富町、鹿児島県枕崎市だ。

これらの地域での活動の他、各地の在校生や地域共創領域のトップランナーである講師陣と繋がるオンラインコミュニケーションを組み合わせ、理論のインプットと対話によって地域での探究で得た学びを最大化する、ユニークなカリキュラムを展開している。

現在、4年制の「旅する大学コース」の他、10か月の「ギャップイヤーコース」、オンライン講義のみの地域おこし協力隊などを主対象とした「マイフィールドコース」がある。

今後の時代を創っていくための学びのあり方


社会が良くも悪くも大きく変化している今、教育についても「学歴だけでは幸せになれない?」「今の授業や学校のシステムは時代に合っている?」、そして「子供の未来のために本当に必要な教育って?」と様々な議論と模索が続いているという。

『学び3.0―地域で未来共創人材を育てる「さとのば大学」の挑戦―』では、「さとのば大学」の実践を例に、“生きる”と“学ぶ”の境界線をなくす新しい学びのスタイルを「学び3.0」というコンセプトで整理し、これまでの「個人が生き残るための学び」から、「みんなでよりよく生きるための学び」への転換を提案している。

信岡良亮氏について


『学び3.0―地域で未来共創人材を育てる「さとのば大学」の挑戦―』著者の信岡良亮氏は、1982年、大阪府生まれ。同志社大学卒業後、東京のITベンチャー企業に就職し、WEB部門のディレクターを務めた。

2008年、人口2400人の島根県隠岐諸島海土町に移住し、「持続可能な未来へ向けて行動する人づくり」を目的に起業。6年半の島生活を経て、東京に戻り都市と地域の新しい関係を創ることを目指し、アスノオトを設立。発起人として2019年に「さとのば大学」を立ち上げる。

さらに、2023年Forbes JAPAN「NEXT100 世界を救う希望100人」で、世界の課題解決・地域問題解決を志向する「新・起業家」の一人に選出されている。

司会者や登壇者、パネリストを紹介

岡山県高梁市は保育園・小学校留学、校種を超えた交流など、さまざまな教育施策を実践し、教育に重点を置いたまちづくりを行っている。


今回「高梁で“未来の学び”について対話する会」で司会を務めるのは、岡山県高梁市学校連携コーディネーターの横山弘毅氏だ。

そして、登壇者は『学び3.0―地域で未来共創人材を育てる「さとのば大学」の挑戦―』著者・さとのば大学発起人の信岡氏が務める。


パネリストは、岡山県教育委員会前教育長の鍵本芳明氏と、

写真左が北條大直氏

岡山県立城南高等学校教諭の北條大直氏。これらの教育を軸に地域づくりを推進するプレーヤーが集い、まちを盛り上げていくという。

イベント概要

「高梁で“未来の学び”について対話する会」の参加費は無料で、事前申込も不要。当日は、17:30に開場、18:00からオープニング、信岡氏による「共創する学びについて」「パネルトーク」が実施され、19:30に閉会の予定となっている。

今後の時代を創っていくための学びのあり方について語らうイベント「高梁で“未来の学び”について対話する会」に参加してみては。

■高梁市立図書館
住所:岡山県高梁市旭町1306

さとのば大学 ホームページ:https://satonova.org

(yukari)

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