横浜市鶴見区民文化センター サルビアホールにて、「旅」をテーマにした夏のコンサート「音旅」が、8月10日(土)に開催される。
チケットは現在販売中。また、同コンサートは、「文化庁 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」として、小学生から18歳以下の人に無料招待席を用意する。
季節ごとの名曲で世界を巡るようなステージが楽しめる
「音旅」は、ホールリニューアル記念事業の第1弾。映画音楽やクラシックの名曲で華やかにスタートする。
コンサートのテーマは「旅」。旅に出たくなるような、季節ごとの曲を集め、世界を一周するようなステージを届ける。演奏予定曲は以下の通り。
春の曲として、ヴィヴァルディ『四季』より『春』、『さくらさくら』などを選曲。旅先のイメージは日本などだ。
夏の曲は、ライオンキング・メドレーなどを選んだ。旅先のイメージはアフリカなど。
秋の曲としては、バルトーク『ルーマニア民族舞曲』や『枯葉』などを披露し、ヨーロッパへの旅をイメージさせる。
冬の曲は、『アナと雪の女王』より『レットイットゴー』、『クリスマスソング』などをラインナップ。旅先のイメージは北欧などだ。
出演者紹介
「音旅」の出演者を紹介しよう。
齋藤雄介さんは、神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席クラリネット奏者。東京藝術大学器楽科を同声会賞を得て卒業し、同大学院音楽研究科(修士課程)を修了している。
第18回日本管打楽器コンクールでは入賞。東京藝術大学、および尚美ミュージックカレッジ専門学校非常勤講師として後進の指導にも当たっている。シンコーミュージック・エンタテイメント社より2冊の教則本をリリースしている。
伊藤慧さんは、フェリス女学院大学卒業後、数多くの奨学金を授与されドイツ・ブレーメン芸術大学にて学んだピアニスト。国内外のコンクールにて多数の入賞実績を持つ。
現在、全国各地で演奏活動を行うほか、コンクール審査員、サルビアホール登録アーティストを務めている。公式YouTube「Kちゃんねる」は全日本ピアノ指導者協会提携チャンネルだ。
荒井章乃さんは、第6回大阪国際室内楽コンクールピアノトリオ部門にて日本人初の入賞を果たしたバイオリニスト。かながわ音楽コンクールにて最優秀賞及び神奈川新聞社社長賞、全日本学生音楽コンクール高校の部全国大会第1位といった実績もある。
現在は、桐朋学園大学付属音楽教室講師のほか、ソロ・室内楽・オーケストラの客演首席奏者等幅広い演奏活動を行っている。
大川博さんは、国立音楽大学声楽学科、同大学院音楽研究科声楽専攻修了、二期会オペラ研修所修了という経歴の持ち主。トリエステ・ヴェルディ歌劇場でイタリアデビューを果たした。
また、「それいけクラシック」のメンバーとしてYouTube配信やコンサートで広くクラシック音楽界を盛り上げる活動を展開。多方面から人気を得ている。
一般チケット・無料招待エリアについて
一般チケットは、サルビアホール窓口、電話予約、LINEチケット、チケットペイにて購入可能。窓口および電話予約の受付時間は9:00~20:00となっている。窓口での支払いは現金のみで、電話予約の場合は予約後1週間以内に、窓口で支払い(現金)または指定銀行口座への振込が必要だ。
小学生から18歳以下の人向けの特別招待エリアにおいては、小学生から18歳以下の人は無料で、同伴保護者も特別割引料金で参加できる。なお、未就学児は入場不可。
例えば、こども1名(招待)+保護者1名(半額)なら1,500円、こども1~2名(招待)+保護者2名(1名分のみ半額)なら4,500円、こども3名(招待)+保護者2名(2名分半額)なら3,000円となる。
特別招待エリアは、1階後方席およびバルコニー席。サルビアホール窓口にて先着順で申込を受け付ける。なお、子どもの年齢が分かるものの提示が必要だ。
名曲を集めた「音旅」で、世界を旅するような体験をしてみては。
■音旅
開催日:8月10日(土)
時間:開場13:30/開演14:00/終演予定16:00
会場:横浜市鶴見区民文化センター サルビアホール 4階ホール
住所:神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央1-31-2 シークレイン内
入場料:一般3,000円/18歳以下1,000円
公式HP:https://salvia.hall-info.jp
(Higuchi)