大阪府豊中市にある、足の神様を祀る神社「服部天神宮」にて、「第2回 服部足祭り」が10月5日(土)・6日(日)の各日9:00〜17:00に開催される。また、10月6日(日)には、服部緑地公園を舞台とした「飛脚まらそん」も同時開催される。
足の神様を祀る「服部天神宮」
「服部天神宮」は、菅原道真公が京都から太宰府に左遷した際に、少彦名命(医薬の神様)が祀られている同地の祠に立ち寄り、足病平癒の祈願をしたところ、足の病から快復し、無事太宰府まで到着したことにちなみ、「足の神様」として知られている。
足の病に苦しむ人、マラソンやサッカーなどスポーツに励む人など、足の神様を心の拠り所とする人々が参拝しに訪れる。
健康、健脚、美脚に関する体験や催しが盛りだくさん
「服部天神宮」が足を見守り続けて壱千年。10月には、足に感謝し、足を学び、足の健康を祈る「服部足祭り」を開催する。足の神様のもと、日本に古くから伝わる知恵や最新のテクノロジーまで、健康、健脚、美脚に関する体験や催しがたくさん用意されている。
当日限定の縁起物や、おみくじなども登場。スポーツ愛好家から足に悩みのある年配の人など、様々な人が楽しめるお祭りだ。
3つの「足を学び、足から健康になる体験」
「健脚体験」では、体幹を鍛える一本歯下駄体験、足型測定器での足診断、足指を鍛える器具やわらじ体験、身体の歪みを整えるフットケアなど、20以上の足に関する出店ブースを通じて、ここでしかない体験や足の悩み解決につながるきっかけに触れることができる。
また、本殿内で特別に、足の健康を祈りお祓いをする「健脚祈願」を行う。両日10時~/14時~の2回実施する。スポーツウェアのままでも受けることができる。現在事前申込み受付中で、空席があれば当日申込みも可能だ。
足にまつわる「クイズラリー」では、数々の問題をクリアした人にプレゼントが用意されている。無料なので、気軽に参加して足博士を目指そう。
「足祭り限定の縁起物」が4つ登場
「願い足」は、足祭り限定の「足の願いとお守りのある」縁起物。両足の間を割り、片方に願い事を書いて奉納し、もう片方を持ち帰り玄関などに飾ると、足の神様に一年間守ってもらえる。大きさは2種類ある。
日本でここでしかない「足のおみくじ」は、足にまつわる格言で自身の足を占ってくれる。初穂料は300円。
「足守/藍色」は、足の神様の神徳により、スポーツに励んでいる人をはじめ、ウォーキングや旅行など、日頃アクティブに過ごしている人の足を守護するお守り。「服部足祭り」と同時開催の「飛脚まらそん」の初開催を記念して、飛脚が長距離を走る際に耐久性が高いことから重宝されたとされる藍染めの布色をモチーフにした「足守」を足祭り限定で授与する。藍色は伝統的な日本の色であり、信頼感や誠実さを感じさせる色。靴ひもなどに通し、それぞれの願いを込めて結びつける。
そのほか、参拝者の健康を願い、大切な足の部位を書いた足祭り限定の「足うちわ」も授与される。
願いを届ける「下駄回廊」
日本では古くより、神様に願い事を叶えてもらうため、下駄のカランコロンと鳴り響く音が大切にされてきた。「服部足祭り」では、約340個の下駄が彩る「下駄回廊」と、全長2mの特大下駄が参拝者を迎える。
下駄に吊るされた短冊に書いた願いごとは、「足の神様」へと届けられる。
ひとを想い走る「飛脚まらそん」
「服部天神宮」には、かつて多くの飛脚が参拝しに訪れていた。飛脚は、モノや情報を運ぶ存在であったと共に「人の心を繋ぐ存在」として欠かせない人たちだった。「飛脚まらそん」は、“時間を競う“のではなく“ひとを想い走る“という、飛脚たちが大切にしてきた想いを受け継いで開催される。
「第2回 服部足祭り」を訪れて、足の神様のもと、健康、健脚、美脚に関する体験や催しを楽しんでみては。
服部足祭り:https://www.footfes.com
飛脚まらそん:https://running-event.jp/hikyaku.hattori-miles/hikyaku
■服部天神宮
住所:大阪府豊中市服部元町1-2-17
URL:https://hattoritenjingu.or.jp
(山本えり)