国内外300箇所で多拠点居住プラットフォーム「ADDress」を運営するアドレスは、包括連携協定を締結した北海道中川町と今年度から取り組む「空き家とDXを活用した関係人口創出事業」において、タイミーが運営する、地方で働く体験を通じて第二の故郷を見つけられる「タイミートラベル」と連携。
中川町に移住し、アドレススタッフおよび中川町の“地域おこし協力隊員”として着任する候補者募集を目的とした、「地域おこし協力隊トライアル」に取り組む。
「ADDress」について
「ADDress」は、定額制で日本内外の家に住める多拠点コリビング(co-living)サービス。「#全国創生」をスローガンに掲げ、多拠点居住を通じ、地域活性化および地域コミュニティに新たな関係をつくるライフプラットフォームを提供している。
アドレスは、都市と地方が協力しながら、地方への「帰属」、そして生活の「回遊」を促進することが、世界中にコミュニティを築いていく各地域の関係人口を加速させる、次世代の地方創生の在り方だと考えている。
「ADDress」では、各家には個室を中心に寝室を確保しつつ、シェアハウスのようにリビングやキッチンなどを共有。空き家や別荘を活用することで、コストを抑えながらリノベーションによる快適な空間を提供している。光熱費、Wi-Fi、共有家具の利用も含めて低価格の月額利用ができる。
家守をハブとした会員同士や地域住民との交流機会も魅力の一つで、会員はさまざまな地域で新たなコミュニティに出会える。少子高齢化の人口減少社会において、移住ではなく都心部と地方が人口をシェアリングする多拠点居住のサービスを目指している。
「タイミートラベル」について
全国900万人以上のワーカーが登録するタイミーは、移住や地方との関わりに興味がある「地域のファン」を増やすことを目指して、2019年10月に「タイミートラベル」を開始。
「タイミートラベル」は、仕事をきっかけにワーカーと地方の町や事業者をつなぎ、地方の関係人口を創出するサービスとして展開されており、地方での仕事や生活体験を通じて、滞在費を賄いながら第二の故郷を見つけることができる。
サービス開始以来、これまで数多くの出会いが生まれているという。
目標は3年間で5軒の空き家再生
今回のアドレスと「タイミートラベル」の連携は、「タイミートラベル」のサービスに登録しているワーカーから、北海道中川町にて2泊3日で実施される「地域おこし協力隊トライアル」への参加希望を募り、中川町で“見習い地域おこし協力隊員”として、短期活動に参加してもらうことを目的としている。
その上で、最終的に“地域おこし協力隊員”として移住・定住を希望するワーカーとマッチングし、3年間の活動に従事する候補者を探していく。
「地域おこし協力隊トライアル」のミッションは、「北海道中川町をDIYタウン」にすべく、中川町の町内の空き家の掘り起こしと利活用で、3年間で5軒の空き家再生を目標に掲げている。
DIYを中心としたイベント企画のほか、「ADDress」会員を含む町外からの来訪者と地域住民の交流事業などを主催し、地域の魅力を発信するのがおもな活動となる。
アドレスと「タイミートラベル」では、中川町での「地域おこし協力隊トライアル」を皮切りに、今後も関係人口創出に取り組む候補者募集に取り組んでいくという。
応募の締め切りは9月22日(日)の23:59で、参加者が確定した場合、応募締め切り前でも募集が締め切りとなる可能性がある。
その他、応募方法や注意事項などについては、詳細ページで確認を。
アドレスと「タイミートラベル」の「地域おこし協力隊トライアル」の取り組みをチェックしてみては。
詳細ページ:https://timee-travel.jp/travel_projects/288
(yukari)