食品ブランドを手掛けるFlavorich(フレバリッチ)が、千葉県袖ケ浦市のフルーツトマト農家「川村とまと園」の新商品開発をプロデュース。新たなクラフト飲料ブランド「袖ケ浦フルーツトマトコーラ」を、9月9日(月)より川村とまと園の公式オンラインストアにて販売開始した。
こだわりの高糖度フルーツトマト
千葉県袖ケ浦市にある川村とまと園では、園主の川村夫妻が有機栽培によってフルーツトマトを育てている。フルーツトマトの糖度を極限まで上げるため、24時間徹底管理の元、与える水の量を細かくコントロール。「トマト好きも唸る高糖度フルーツトマト」として知られ、東京都内の高級スーパーなどにも並んでいる。
生産者である川村修夢さんは、「甘いだけではなく『トマトらしい酸味』も残して、『また食べたい!』と思って貰える美味しい商品づくりを目指しています(一部抜粋)」と想いを語る。
付加価値の高い新商品の開発
Flavorichは、人生に「豊かな味わい」をつくることを目指し、食品ブランドの企画・販売を行うベンチャー企業だ。顧客調査から商品コンセプト策定、パッケージデザイン、商品製造に至るまで、食品ブランド作りに関する一連の企業活動を支援している。
これまで川村とまと園では、収穫しても見た目が少し劣るといった理由でそのまま販売できないフルーツトマトが課題となっていた。
そこでFlavorichは、「川村とまと園のフルーツトマトのブランド価値向上」に向け、より賞味期限が長く、付加価値の高い加工品へ生まれ変わらせるプロジェクトをサポート。はちみつを使った自然派クラフトコーラ「Hatch Cola」シリーズを自社ブランドとして展開していることもあり、フルーツトマトの高い栄養価を活かしたクラフト飲料の共同開発に至った。
商品概要
美しい紅色が特長の「袖ケ浦フルーツトマトコーラ」は、川村とまと園のフルーツトマトを丸ごと贅沢に使用したクラフトシロップだ。フルーツトマトにはリコピンなどの成分が多く含まれており、体の内側から健康的な美しさをサポートする。
また、香料を一切使用せず、カルダモンやクローブといった6種類のスパイス類から芳醇な香りを抽出。さらに、フルーツトマトの甘さを最大限に引き立てるため、岩塩をアクセントとして加えた。仕上げにシロップを丁寧に漉すことで、雑味のないクリアな飲み口となっている。
シロップは、炭酸水などを1対4で割って飲むか、牛乳で割ってトマトミルクにすると子どもにも飲みやすいという。
商品は200mlの瓶入りで、価格は2,400円(税込)。賞味期限は製造日から1年間だ。川村とまと園の公式オンラインストアで販売されるほか、千葉県袖ケ浦市内の複数の飲食店での展開を予定している。
販売できない農作物を活用したクラフト飲料を購入し、さまざまな飲み方を楽しみながら地域の農家を支援してみては。
川村とまと園 公式オンラインストア:https://kawamurafarm.base.shop
Flavorich公式サイト:https://flavorichservice.net
(紫原もこ)