野生の学校実行委員会が中心となり、11月23日(土)に開催する「野生の学校」の、会場参加チケットとオンライン受講チケットが発売中だ。
野外講義「野生の学校」開校
奄美大島で自然を学び、体験する一日限定の野外講義「野生の学校」の第一回は、校長に養老孟司氏を迎えて開催される。
人間など、生命のゆりかごであるこの星の自然に学び知性と向き合い、意見を交わす機会として。さまざまな分野のマスターの声に耳を傾け、フィールドワークやワークショップを重ねて実体験を紡ぐ、それが「野生の学校」だ。
「野生の学校」では、奄美大島の大自然に抱かれた、山々やサンゴ礁の太平洋を望む屋外広場にて、滋味あふれる奄美食材や黒糖焼酎などの飲食を共にしながら、自然の草木を加工してのおもちゃ作り体験などを行う。
そして、太平洋に陽が沈む薄暮の時間に開始される、養老氏の授業も含む2時間の講義に耳を傾けながら夜を迎える。講義の後は島唄の宴を開催。奄美の伝統行事「八月踊り」なども体験できる。
「野生の学校」概要
「野生の学校」の開催時間は13:00~21:00。
開催場所はYURAUで、雨天時は、緑が丘小学校体育館に変更となる。
「野生の学校」の全てのカリキュラムに参加できる会場参加チケットの料金は、大人が5,000円、中高生が3,000円。島民割の価格は、大人が4,000円、中高生が2,000円。小学生以下は無料となっている。
会場参加チケットは、メインカリキュラムの屋外講義に加え、駐車場からの送迎や工作体験、島唄ライブ、会場内での飲食(有料)を、13:00の開場から21:00の終了まで楽しむことができる。
また、「野生の学校」のメインカリキュラムである、養老氏や各マスターによる約2時間の「屋外講義」のオンライン生配信を視聴できるオンライン受講チケットの価格は、2,000円。オンライン受講チケットは、支払金額の一部が奄美大島の子供たちの招待参加費用として活用される。
各種チケットは、野生の学校実行委員会の公式サイトから、Peatixの該当ページより購入できる。
当日の時間割をチェック
開校は13:00。「食」の時間として、飲食ブースは「野生の学校」終了まで営業している。14:00~16:00は「工作」の時間。奄美の草木を使った手作り工作授業だ。
17:00~19:00は「屋外講義」で、養老氏の授業、奄美の各マスターからの話、座談会が実施される。19:00~21:00は「音楽」の時間で、島唄と島踊りによる交流会が行われる。
「野生の学校」の先生を紹介!
「野生の学校」第一回校長を務める、医学博・解剖学者・東京大学名誉教授の養老氏は、昆虫採集や講演等で奄美大島に数多く訪れている。『バカの壁』等、多数の著書を出している。
教頭を務める麓憲吾氏は、島興しと文化を次世代に繋ぐため、FM局開設等の活動を展開している。
教員を務める平城達哉氏は、奄美博物館学芸員であり、10年以上奄美の生き物を観察している。同じく教員を務める重田美咲氏は、奄美大島の集落に残された文化や祭を守り伝えている。
また、こども先生として奄美市立緑ヶ丘小学校の生徒達が、草木工作の先生を務める。
「野生の学校」に関する問い合わせは、野生の学校実行委員会公式サイトにて受け付けている。
奄美大島で開催される一日限定の野外講義「野生の学校」に参加してみては。
野生の学校実行委員会 ホームページ:https://yaseinogakkou.com
■YURAU
住所:鹿児島県奄美市笠利町大字用安1314-2
■緑が丘小学校体育館
住所:鹿児島県奄美市笠利町喜瀬1570
(yukari)