埼玉県さいたま市が、2019年に宇宙や科学に関する教育を主軸とした「宇宙のまち さいたま」教育プロジェクトを策定し、今年で5周年を迎える。
これを記念し、9月14日(土)~12月1日(日)の期間、さいたま市立漫画会館で「宇宙のまちさいたま5周年記念 企画漫画展 地球の歩き方セレクション『宇宙兄弟』展」を開催している。
『宇宙兄弟』について
『宇宙兄弟』は、講談社『モーニング』にて2007年から連載されている、リアルを追求した宇宙漫画。宇宙ファンのみならず、多くのファンに親しまれている。
「宇宙のまちさいたま5周年記念 企画漫画展 地球の歩き方セレクション『宇宙兄弟』展」では、『宇宙兄弟』原画のほか、特別協力として『地球の歩き方 宇宙兄弟 We are Space Travelers!』(Gakken)の紙面、宇宙旅行を実際に楽しむガイドなど、作品の世界観を感じられる関連資料があわせて展示されている。
そのほか会期中は、展覧会特製「宇宙兄弟」スタンプを設置し、「宇宙兄弟」関連グッズも販売している。
『宇宙兄弟』の編集者と話そう!
また、関連イベントも開催。
9月22日(日・祝)13時~14時は、「『宇宙兄弟』担当編集ユヒコとムネと話そう~編集者の仕事、漫画『宇宙兄弟』ができるまで~」が行われる。
『宇宙兄弟』担当編集の仲山優姫(ユヒコ)氏と橋本欣宗(ムネ)氏が講師となり、作品ができるまでのビハインドストーリーなどを紹介。申込時に集めた参加者の質問にも答えてくれる。参加人数は30人。参加費は無料だ。
同じく、9月22日(日・祝)の15時~16時には、『小山宙哉のノンノ・バビア~漫画会館特別公開版を聴こう!~』が行われる。講師は、宇宙兄弟チーム プロデューサーの小室元気(コムロ)氏。
コヤチュー部プレミアム限定配信の「小山宙哉のノンノ・バビア」より、小山宙哉氏出演の漫画会館特別公開版をコムロ氏と一緒に聴く。参加人数は30人。参加費は無料だ。
高校生が講師を務める企画展も
また、10月6日(日)10時~12時、13時~15時に、「ワークショップ 月の満ち欠けはかせになろう!」を開催。
講師は、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校 さいたま市立大宮北高等学校生徒だ。高校生による月をテーマにした子ども向け講座で、ペーパークラフトを組み立てながら、10月17日(木)のスーパームーン等、月の満ち欠けについて学んでいく。参加人数は、午前・午後各50人。参加費は、材料費として200円がかかる。
さらに10月20日(日)15時~16時 「『地球の歩き方 宇宙兄弟』編集裏話や地球の歩き方の作り方」を実施。『地球の歩き方 宇宙兄弟』担当編集の日隈理絵氏が講師を務め、『宇宙兄弟』×『地球の歩き方』編集秘話や、地球の歩き方の作り方を教えてくれる。参加人数は30人で、参加費は無料だ。
そのほか、展覧会担当学芸員が、わかりやすく展示のみどころを解説しれれるギャラリートークを開催。10月20日(日)・11月17日(日)13時~約30分、企画展示室で行われる。参加人数は20人で、参加費は無料だ。手話通訳、透明インターフェイス「Rælclear(レルクリア)」を用いた文字による情報保障もある。
ギャラリートークは当日参加可能だが、その他のイベントはすべて事前申込となる。さいたま市生涯学習情報システムを利用して、申し込もう。応募多数の場合は抽選になる。
リアル宇宙兄弟イベントを開催
さらに、10月12日(土)・13日(日)、『宇宙兄弟#0』に描かれた子供時代の六太と日々人も参加した、ペットボトルロケット大会を、リアル『宇宙兄弟』イベント「ペットボトル大会&秋まつり@さいたま」として開催。会場は、大宮第二・第三公園だ。同時開催の宇宙まつりには屋台も登場する。詳細は下記URLで確認を。
「宇宙のまちさいたま5周年記念 企画漫画展 地球の歩き方セレクション『宇宙兄弟』展」に足を運び、『宇宙兄弟』の世界を感じてみて。
■宇宙のまちさいたま5周年記念 企画漫画展 地球の歩き方セレクション『宇宙兄弟』展
日程:9月14日(土)~12月1日(日)
時間:9時~16時30分
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌平日(9月17日・24日、10月15日、11月5日)
住所:埼玉県さいたま市北区盆栽町150番地
入場:無料
さいたま市生涯学習情報システム:https://gakushu.city.saitama.jp
ペットボトル大会&秋まつり@さいたま 詳細:https://www.asoview.com/item/ticket/ticket0000031602
宇宙のまち さいたま 詳細:https://www.city.saitama.lg.jp/kagakukan/category/006/p089855.html
(ソルトピーチ)