8月11日(日)〜11月10日(日)の期間開催中の「さどの島銀河芸術祭2024」では、関連イベント「さどの島銀河芸術祭2024シンポジウム」を9月22日(日)に智慧海山勝廣寺にて、「佐渡島×台湾 交流イベント」を9月23日(月)に両津港近くの老舗パブクラブSerina(セリナ)にて開催する。
北一輝、宮本常一がテーマのシンポジウム
「さどの島銀河芸術祭」は、佐渡島の地域固有の自然や歴史、文化、食などの魅力をアートを介して広く発信し、滞在型観光を推進する企画。佐渡島内両津エリアを中心とした複数箇所にて開催されている。
「さどの島銀河芸術祭2024シンポジウム」では、アートを活用した地域課題の解決や、離島での新しい芸術祭、文化・芸術のあり方について、これまでの取り組み、佐渡の歴史上の文化人や民俗学研究の例などを基に、登壇者が導き出す。
第一部は「北一輝と佐渡島」をテーマに、多摩美術大学教授・アートとデザインの人類学研究所所員・さどの島銀河芸術祭アドバイザーの椹木野衣氏、IKKI編集長の本間大樹氏、劇作家・演出家の伊藤正福氏が登壇する。
第二部は「宮本常一と佐渡島」をテーマに、文化現場プロデューサー・新潟市芸術創造村・国際青少年センター文化事業ディレクター・さどの島銀河芸術祭アドバイザーの小川弘幸氏、立教大学教授・文化人類学、民俗学研究者の門田岳久氏、新潟大学名誉教授・佐渡博物館館長・両津郷土博物館館長の池田哲夫氏が登壇。
ファシリテーターは、佐渡国際芸術推進機構代表理事・さどの島銀河芸術祭総合プロデューサー・美術家の吉田盛之氏が務める。
シンポジウムは、13:30開場、13:40開始、18:10頃終了予定。参加費は無料だ。事前予約は不要なので、参加希望者は当日直接会場に行こう。
また、「さどの島銀河芸術祭2024」では「北一輝展(北一輝×宇川直宏 Generative AI Directed by UKAWA NAOHIRO with REALROCKDESIGN)」を展示中なので、こちらもチェックしてみて。なお、鑑賞には「さどの島銀河芸術祭」鑑賞パスポートが必要。
台湾在住アーティストを招いた交流イベント
「佐渡島×台湾 交流イベント」は、世界で活躍する4名の台湾在住アーティストを老舗パブクラブSerinaに招き、お酒を片手に文化の交流を深める企画。詩人・作家の煮雪的人(Zhuxue Deren)氏、作曲・インスタレーション・パフォーマンスなどを手掛ける劉芳一(Fangyi Liu)氏、文学・ビジュアル・音楽の相互対話と創作に取り組む唐曼婷(Manting Tang)氏、劇場を中心に活動する林子寧(Lin Tzu-Ning)氏の4名の台湾在住アーティストが登場する。
さらに、HIP HOPカルチャーに影響を受けダンスを始め、2009年より新潟を拠点にソロのほか即興ダンス演奏ユニット「宙(SORA)」で活動しているteng(高橋幸弘)氏と、短波ラジオやAM・FMラジオを楽器として用い、1995年よりライブ活動も行っている吉田盛之氏が登場。
彼らのライブパフォーマンスを五感で感じながら、秋の夜長に楽しいひと時を過ごそう。
「佐渡島×台湾 交流イベント」の開催時間は18:30〜0:00(18:00開場〜0:00閉場)。一般の参加費は前売¥1,500/当日¥2,000、「さどの島銀河芸術祭」鑑賞パスポート所有者は¥1,800、小中高生は前売/当日¥800(保護者の同伴が必要)で、いずれも1ドリンク付。年齢確認のため、身分証明書を持参のこと。前売りチケットはPeatixにて販売中だ。
プレゼントがもらえる鑑賞パスポートも販売中
「さどの島銀河芸術祭2024」鑑賞パスポートは、スタンプラリーを楽しみながら、佐渡島の各地やアート作品を巡ることができる。15会場以上のスタンプを集めた人には、アンケート回答後に、「さどの島銀河芸術祭」オリジナルグッズをプレゼントしている。
料金は、一般3,000円、高校生1,500円、小中学生1,000円(すべて税込)、小学生未満無料。アソビュー、ArtSticker、ローソンチケットのほか、TAACHIや各観光案内所にて販売中だ。
「さどの島銀河芸術祭2024」とあわせて、「さどの島銀河芸術祭2024シンポジウム」や「佐渡島×台湾 交流イベント」を楽しんでみては。
さどの島銀河芸術祭公式サイト:https://sado-art.com
交流イベント前売り購入(Peatix):https://sadoshimataiwan-galaxy2024.peatix.com
■智慧海山勝廣寺
住所:新潟県佐渡市両津湊199
■Serina
住所:新潟県佐渡市両津夷260−10
■TAACHI
住所:新潟県佐渡市両津夷53−1
(山本えり)