伊勢鉄道と名古屋ステーション開発が、「鉄印帳」のイベントを、JR津駅ビルチャムで開催する。
御朱印帳の鉄道版「鉄印帳」
「鉄印帳」は2020年、第三セクター鉄道等協議会に加盟する全国40社の第三セクター鉄道会社が、地方鉄道の沿線地域の振興を目的として始めた、神社仏閣の御朱印帳の鉄道版。
伊勢鉄道の鉄印は、通常は鈴鹿駅でのみ販売しているが、今回イベント開催日限定で、JR津駅ビルチャムにて販売する。なお伊勢鉄道は、今回初めて、沿線の高校生による揮毫およびデザインをベースにした鉄印を作成し、限定販売する。
イベント概要
「鉄印帳」の展示期間は、11月11日(月)~13日(水)の10:00~16:00。展示販売の期間は、11月16日(土)・17日(日)の10:00~16:00となっている。
開催場所は、JR津駅ビルチャム1Fの特設会場。
イベントでは、全国40事業者の鉄印7パネルの展示と動画再生、伊勢鉄道を含めた11種の鉄印キーホルダーのガチャガチャの設置、高田高校の学生が揮毫した鉄印の展示販売と通常の鉄印・桃鉄コラボ鉄印等の販売、飯野高校の学生がデザインしたデジタル鉄印の展示販売(QRコードを掲出)、伊勢鉄道初の「切り絵」により製作した鉄印の新発売、硬券セットや車両を模したペンケース等の伊勢鉄道グッズの販売、伊勢鉄道の車両写真等の缶バッジ製作体験が実施される。
高田高校の生徒による鉄印
高田高校書道部の生徒による鉄印は3枚製作されているが、今回のイベントではそのうちの1枚を発売。
残り2枚は来年の4月頃と、
8月頃の発売予定となっている。
高田高校書道部の生徒による鉄印は、伊勢形紙協同組合に製作を委託し、伝統工芸品の伊勢形紙で一枚ずつ手摺りしている。なお、このデザインはサンプルで、販売時には一部変更の可能性がある。
飯野高校の生徒による「鉄印帳デジタル」
飯野高校応用デザイン科の生徒による「鉄印帳デジタル」は、製作された作品のうち6枚が「鉄印帳デジタル」として登場。
今回のイベントではそのうち2枚を発売。
残りの4枚は来年の3月頃と、
6月頃の発売予定となっている。
「鉄印帳デジタル」は、NFT化された「鉄印」のデジタル版で、参加している鉄道各社の駅や車両等に設置されたQRコードを、スマートフォンで読み取るだけで購入できる。
新発売の「切り絵」鉄印について
伊勢鉄道初の「切り絵」により製作された鉄印は、イベント当日に新発売となる。デザインは、これから迎える冬をイメージし、車両と椿に雪が冠している。
また今後、季節をイメージした鉄印を順次発売。今回発売される鉄印は、第一弾の「冬バージョン」となっている。
地元高校生とのコラボ鉄印など、魅力ある鉄印が楽しめる「鉄印帳」のイベントに参加してみては。
JR津駅ビルチャム ホームページ:https://www.nsk-eki.com/chum
(yukari)